探偵社と、(名前)くん。 ページ7
何かを思い出すのでかのように目を瞑り一呼吸置いて太宰は話し始めた。
太「昔、私が怪我をした時にね、治療法として異能力を取り出したのだよ。それで戻る筈の異能力が戻らなかった。いずれ消えるだろう。けれどね、いつの間にか私はあの子が、Aが消えるの嫌になってしまっていた。そんな時にAがいつ消えるのか教えられたのだよ。」
国敦「「!!」」
国「いつなんだ?」
太「今年の6月19日。」
国「っー」
敦はカレンダーを見た。今日は6月1日だ。
敦「あと、2週間じゃないですか!」
太「…そうだね。そして国木田くんはもう気付いたのだろう?」
国「あぁ。6月19日はーーお前の誕生日だ。」
太「皮肉なものだろう?よりによって私の誕生日に消えてしまうなんて。でもね、私はそんなの嫌だ。何がなんでもAには生きて欲しい。」
国木田は驚いていた。普段はヘラヘラとしていて本心は誰にも見せない太宰が本心を曝け出していること。
そして未だかつて見せたことの無い重い顔をしている事に。
国「…お前の事だ。何か対策を練っているんだろ。」
そう言って国木田は溜息を吐き言った。
国「もし、何か作戦があるなら俺は手伝おう。一人で動かなくてはならない作戦なら、Aは俺が見といてやる。但しこういう事は今回だけだぞ。」
太宰は驚いた顔をし、国木田に言った。
太「…ありがとう。国木田君。じゃあ探偵社でAと出かけて欲しい。6月19日まで。私とは一度も会わないように。」
国「分かった。作戦内容は言えるか?」
国木田は太宰に問う。
そこで敦が「太宰さんっ。いつもお世話になってる、太宰さんです。僕にも手伝わせて下さい!」と言った。
太宰は嬉しそうに微笑みありがとう敦くん。と言った。
そして国木田の問いに答えた。
太「ゴメンね。国木田君。敦くん。作戦内容は言えない。けれど君達には危険一つないから。お願い出来るかい?」
国「分かった。任せろ。」
国木田は太宰が作戦を秘密にすることに不審なら思ったが、太宰の事だ。大丈夫だと思った為深くは聞かなかった。
ーー後でそれを後悔するとは知らずに。
(名前)「治の同僚遊べるの!やった〜!」→←(名前)「仲良くなった!」
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ロルム - 完結おめでとうございます!まさかのメリーバットエンド?みたいな展開でビックリしましたすごく面白かったです!これからも小説書くの頑張ってください! (2020年10月20日 20時) (レス) id: 8408facd83 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - この話を読んで下さった皆さん、書いて欲しいアニメ、愛され系、嫌われ系等要望がありましたら、コメントでどうぞ!出来るだけ希望通りの小説を書きます! (2020年10月12日 16時) (レス) id: 3e018faa8b (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 魔水さん» ありがとうございます! (2020年10月12日 16時) (レス) id: 3e018faa8b (このIDを非表示/違反報告)
魔水(プロフ) - 完結おめでとうございます!面白かったです! (2020年10月10日 0時) (レス) id: 18b292134c (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 華さん» ありがとうございます!更新頑張りますね!皆さん質問有ればどうぞっ!コメント作者めちゃくちゃ励みになります!ありがとう!!( ´ ▽ ` ) (2020年9月1日 18時) (レス) id: 3e018faa8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マナ | 作成日時:2020年8月18日 21時