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こうしてやったら
ちょっとずつ落ち着くねん
「ほら、ちゃんと息吸って。ゆっくり。」
Aの頭をポンポンしながら
ゆっくりゆっくり息を整えさせる
「廉っおま、すごいな」
当たり前やろ
俺とAの問題なんやから
「大丈夫？落ちついた？」
俺の腕の中で
目を赤くしてこくんと頷くAは
ほんまにずるい
そんな顔
もう
俺以外に見せんといてよ
「Aっ、大丈夫？ごめんね何も出来なくてっ」
『ううんっ。七瀬びっくりしたよね。私もごめん』
目の前で謝りあってる2人
そういえば七瀬だけやっけ
Aが記憶失くしたの知らんの
「もー今日は終わりにしよっか？Aまだちょっと顔色悪いし。」
Aの体調を考えて
今日はもうお開きになった
「A、家まで送っ･･･」
「俺が送ってくわっ。家近いし」
俺の言葉を遮って
紫耀が送ってくとか言い出した
「いや、ええって。」
『紫耀･･･に、送ってもらう。』
頭を鈍器で殴られたみたいやった
「･･･そっ、か。」
こんだけ俺が願っても
Aは戻ってきてくれへんの？
さっきだって
ほら
俺の胸の中で落ち着いたやん
離れて行かんといて
紫耀の所行かんといて
そうやって手を伸ばしたけど
Aはとっくの前に帰った
なんで
俺だけこんな辛いん
Aは俺の事忘れて
何も辛くないの？
抱きしめていた
Aの少し残った体温と
ほのかに香る香水の匂いが
より一層寂しさを強調させる
このままじゃあかん
_______ﾊﾟﾀﾝ
気づいたら
家を出て
無我夢中に走ってた
「･･･Aっ」
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カナミ - この先気になります！早く読みたいです！更新お願いします。 (2018年8月15日 18時) (
レス) id: bdde880c20 (このIDを非表示/違反報告)
らぁら - 早く続きが気になります。これからも頑張ってください☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2018年8月5日 0時) (レス) id: 5fd031a1de (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん(プロフ) - ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2018年7月25日 23時) (レス) id: ab45fe4829 (このIDを非表示/違反報告)
楽 - めっちゃおもしろかったです（≧∇≦）これからも頑張ってください☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2018年7月24日 7時) (レス) id: 5fd031a1de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーちゃん | 作成日時：2018年7月16日 15時
