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あれ
えっとあれからどうしたんだっけ
『･･･ん』
「あ、目覚めた？おはよ。」
さっき起きた時と同じように
永瀬くんはベッドの横にいて
私の近くにいてくれた。
ほんとに何なんだろ
どうしてあなたは
そんな優しい目で私を見るの？
「あっ、そういえば。あそこのしゃ･･･っ」
写真の事を聞こうとすると
永瀬くんの細いけどゴツゴツした手が
私の頭を撫でた
「何でもないよ。Aはゆっくり思い出せばええ」
思い出す？
何を？
「とりあえず今日はもう家帰り？送ってく。」
頭が混乱して回らない
「ほら、行くで。」
『ちょ、待って。･･･鍵。』
私、鍵ないんだった。
「ん、鍵？」
立ち上がろうとしてた永瀬くんは首を傾げる
「か、鍵なくしちゃった。」
ちょっとびっくりしたような様子の彼は
「え、あ、そうなんや。
だから昨日公園にいたんか。あー、うん。わかった」
何だか1人で考えて結論が出たみたいで
「鍵･･･。見つかるまでここ居れば？」
え
そんなことってありなの
『ぃ、いやいやいやいや
それは流石に申し訳ない！何とかなる！大丈夫！
ほらっ、七瀬とか紫耀に頼めば大丈夫だしっ！』
ぎゅうっ
気がついたら目の前は永瀬くんの胸板
「行かんといて。」
「え、･･･？」
「紫耀のとこ。行かんといて。」
そういえば
永瀬くんに抱きしめられるの2回目だ。
彼が
今にも泣き出しそうな声で囁くから
『ぅ、･･･ん？』
私もなんだか分からないけれど
永瀬くんの背中に手を回してた。
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カナミ - この先気になります！早く読みたいです！更新お願いします。 (2018年8月15日 18時) (
レス) id: bdde880c20 (このIDを非表示/違反報告)
らぁら - 早く続きが気になります。これからも頑張ってください☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2018年8月5日 0時) (レス) id: 5fd031a1de (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん(プロフ) - ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2018年7月25日 23時) (レス) id: ab45fe4829 (このIDを非表示/違反報告)
楽 - めっちゃおもしろかったです（≧∇≦）これからも頑張ってください☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2018年7月24日 7時) (レス) id: 5fd031a1de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーちゃん | 作成日時：2018年7月16日 15時
