出来損ない 7名様 ページ9
「ﾊｧ､ﾊｧ､、、」
走る、息が切れても、足が痛くても、体が痙攣しても、俺は走った。
何故だ、何故なんだA‼
こんな事、俺の台本にはない‼
ｸｿｯ､ｸｿｯ､ｸｿｯ､‼
【ﾌﾟﾙﾙﾙﾙｯ、ﾌﾟﾙﾙﾙﾙｯ、】
カラ松『はぁ、、良いところで、、
もしもし。』
??『も、もしもし！！お、おめえカラ松かよ!!?』
カラ松『おぉ、その声はチビ太。どうし』
チビ太『Aがトラックに轢かれんだよ!!!』
カラ松『………チビ太、悪ふざけは』
チビ太『悪ふざけなんかじゃねえよ！てやんでいバーローチキショー!!!』
カラ松『そ、んな、、、Aは！！どこ居いる！！』
チビ太『今は赤塚病院で手術中だ！おいらがそばに、、』
俺は病院名を聞くと、受話器をほっぽりだして、外に飛び出た。
カラ松「なんで、、なんでなんでなんで、、(ﾊｧ､ﾊｧ､」
病院に入り、【緊急手術室→】という看板がありそこに向かい最後の力を振り絞って、全力疾走をした。
カラ松「チビ太!!!!」
チビ太「っ、ｼｰｰｯ!ここは病院だぞバーロー、」
カラ松「す、、すまな、い、、」
俺は【手術中】のランプがついているのを確認し、ふらふらと備え付けの椅子に座った。
チビ太「だいぶ走ってきたんだなバーロー、」
カラ松「当たり前、だ、、俺の大事なAが、怪我したんだぞ、、」
チビ太「………虐めてたくせにか？」
カラ松「…………なにがいいたい、」
チビ太「Aにひどい事をしてたのに、今更大事な、か！？」
カラ松「っ、、俺はAを助けようと！」
チビ太「遅すぎたんだよカラ松!!!」
カラ松「っ、、ぇ、、」
チビ太は悔しそうな顔で俺を睨んだ。
カラ松「ど、どういう事なんだ、チビ太！」
チビ太はﾌｲｯとそっぽを向き、静かに話し始めた。
チビ太「あいつ、お前らに虐められた日、まぁほぼ毎日だが、夜必ずオイラのおでん屋に来ていたんだ。」
カラ松「!!?」
貴『チビ太、、やってる、？』
チビ太『おぅおぅ！まだやってるぜ、バーロー！』
チビ太「来たときは色々お前らの事を聞いてたが、それが逆にAを苦しめてる事に気づいてな。」
カラ松「苦しめる、、なぜだ？」
チビ太「お前らがしてきた行為を、1からまた説明させるのか？思いだしたくないものをなんで無理やり思い出させなきゃならねぇんだよ、バーロー、、」
カラ松「…………。」
チビ太「でも今日は違った、アイツは、自分からお前のことを話してきたんだ。」
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八咫烏 - クロくんが好きすぎるめっちゃ優しいしすごい面白かったです！ (5月14日 20時) (
レス) @page48 id: d39c5b74a0 (このIDを非表示/違反報告)
偽名(プロフ) - あ、人格くんちゃちゃいい子じゃないか…？えぇ展開が楽しみすぎて説明が、何年経っておられるか見てませんでしたが、、、更新待ってます。素晴らしい作品をありがとうございます。 (2021年8月29日 4時) (レス) id: 2612ac3b18 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジゼリー/ミカン(プロフ) - え、もうめっちゃ胸に刺さりました…！続き気になります……！！！自分のペースで更新頑張ってください！！応援してます！ (2021年8月26日 2時) (レス) id: d255e0b4e1 (このIDを非表示/違反報告)
ホウ - 頑張ってください！応援してます！ (2021年1月14日 18時) (レス) id: 8dd7cdb4bf (このIDを非表示/違反報告)
うりょ - んぐぅぅぅぅぅうううううううううううううううううううううううううううううう続きが気になるぅうううううううううううううううううううううううううううううう。(( (2020年5月1日 10時) (レス) id: 21c35aca73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuumasa | 作成日時：2019年5月24日 17時
