出来損ない 23名様 ページ26
トド松「な、にそれ、、どういうこと！」
クロ「だーかーらー、十四松が落ちるとこ見てたんだって。俺が、間近で。」
A兄さんが椅子に腰掛け足を組む。
いつもの兄さんでは考えられないぐらい、態度が急変している。
まぁそんな兄さんも好きだけどな♪
おそ松「なんで十四松は落ちたんだよ、見てたんだったら知ってるよな！教えろよ！！」
チョロ松「マジでお前調子のんなよ、早く言えよ！！」
クロ「まぁまぁ、そんな怒んないでよ、常識人ぶってるチョロちゃん、」
チョロ松「なっ、！！」
椅子から降り、くるっと一回転し、俺らを振り向き見た。
その顔には満面の笑みが張り付いていた。
クロ「十四松はね、自分から飛び降りたんだよ！」
全松/カラ松「「「「は、、？」」」」
兄さんは息を大きく吐くとぽつりぽつり話し出した。
クロ「俺ね、交通事故にあって、ここに運ばれて来たんだ、、。俺は！お前らに迷惑ガカカルトオモッテ、事故のこと話さなかったんだ、、。なのに、どこから聞いてきたのか、十四松が来て、話したい事があるから屋上に来いって言われて、足折れてたけど、会いに行ったんだ。足折れてたけど、ね。痛かったなぁ、階段登る時」
おそ松「良いから、さっさと、続きを言えよ。」
クロ「あぁ、はいはい。で、会いに行ったらカラ松が家で虐められてるって、だからお前家に帰れって言われてさ。」
カラ松「……そんな事言ったのか、アイツ…。」
トド松「で！？どうしたのさ！！」
クロ「どうもしてない。」
一松「は？」
クロ「その後勝手に十四松が落ちたのさ。」
思わず呆然とした。
流石に、それは、
おそ松「てめぇが、落としたのかぁぁ！！！」
カラ松「ﾊｯ!)」
おそ松がA兄さんを殴る、何度も何度も、
辺りの壁や床に血が飛び散る。
白い壁を赤く染めていく。
クロ「……あは、」
おそ松「何とか言いやが、」
クロ「あははははは!!!!!」
A兄さんが狂ったように笑い出す。
あぁ、、兄さん、、もう壊れてしまったんだな、心が、、、。
分かるよ、俺も、一度壊れかけたから。
クロ「あー、、おっかしぃ、、あのさぁ、、Aの身体に何してくれてんだ、よ!!!」
おそ松「ぐるぉぇ！？」
おそ松の腹を思いっきり蹴りつけ、素早く起き上がり顔面に回し蹴りを決める。
兄弟はA兄さんを止めようと必死だ。
俺？あぁ、俺は、、参加しないよ。
面倒事は、嫌いなんでね……。
あぁこれで、松野家は完全に、おしまいだな。
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八咫烏 - クロくんが好きすぎるめっちゃ優しいしすごい面白かったです！ (5月14日 20時) (
レス) @page48 id: d39c5b74a0 (このIDを非表示/違反報告)
偽名(プロフ) - あ、人格くんちゃちゃいい子じゃないか…？えぇ展開が楽しみすぎて説明が、何年経っておられるか見てませんでしたが、、、更新待ってます。素晴らしい作品をありがとうございます。 (2021年8月29日 4時) (レス) id: 2612ac3b18 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジゼリー/ミカン(プロフ) - え、もうめっちゃ胸に刺さりました…！続き気になります……！！！自分のペースで更新頑張ってください！！応援してます！ (2021年8月26日 2時) (レス) id: d255e0b4e1 (このIDを非表示/違反報告)
ホウ - 頑張ってください！応援してます！ (2021年1月14日 18時) (レス) id: 8dd7cdb4bf (このIDを非表示/違反報告)
うりょ - んぐぅぅぅぅぅうううううううううううううううううううううううううううううう続きが気になるぅうううううううううううううううううううううううううううううう。(( (2020年5月1日 10時) (レス) id: 21c35aca73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuumasa | 作成日時：2019年5月24日 17時
