出来損ない 5名様 ページ7
プツ───ン────。
俺の頭の中で何かが切れる音がした。
カラ松「この感覚………」
覚えている、
あの時と同じだ。
俺がbrother達に初めてブチ切れた時、
俺がチビ太に誘拐された時に、皆から鈍器を投げられ、俺が忘れられた時。
ブチ切れたのはいいが、brother達には当たれず、、あぁそうだ、あの時はAに当たったんだ。
きれいな夕日を見た後に、
Aを家の裏の倉庫に呼び出した時──。
カラ松『ふざけるな!!!!』
ﾄﾞｺﾞｯ､ﾊﾞｷｯ、貴『っ、、』
カラ松『俺がなにをした！いつもいつもいつも、俺を邪険に扱いやがって!!!!痛かった、苦しかった、俺は生まれないほうがよかったのか!!!!なぁbrother！六つ子より五つ子が良かったか!!!!』
一通り殴った後、俺は膝から崩れ落ちて泣いたんだ………。
カラ松『なんで、なんだ、、ｸﾞｽｯ、』
青あざだらけで、血も出てて、1番痛かったはずのAに……………ぁ、
カラ松「そうだ。」
あの時、死のうと思ってた俺を助けてくれたのは、Aじゃないか………。
あぁ、あぁああぁ、俺は、俺はなんで忘れていたんだ、
カラ松「俺は……」
おそ松「カラ松？」
カラ松「あの笑顔に、救われたんじゃないか………。」
貴『カラ、松、』
カラ松『すまない、brother、俺は、俺は、生まれてこないほうが良かっ』
貴『そんな事ない!!!』
カラ松『ﾋﾞｸｯ!)』
貴『そんな事、ないよ、、。カラ松はいつも兄弟思いで、優しくて、頼りがいがあって、皆に必要とされてるよ、』
カラ松『はっ、、お前に、何が分かるんだ、』
貴『わかるよ、だって、、』
カラ松『！』
貴『僕、お前の兄ちゃんだから、、(ﾍﾗｯ』
Aの後ろに夕日の陽が照らして、
Aの笑顔がとても綺麗に見えた。
brother達の背を見たあの夕日より、
遥かに綺麗で、神々しくて、、、。
俺はその笑顔に救われたんだ。
なのに、、俺は、、。
Aに酷いことを言ってしまった、、。
おそ松「カラ松ぅ？」
今度は、俺が。
俺がAを助けてあげる番じゃないのか、。
この五人の悪魔共から、Aを………。
勇気を出せ、今まで怖くて逃げてきただけの、ただの臆病者。
役……そうだ、役を決めてしまえば怖くないだろう？
カラ松「ははっ、」
おそ松「ん？」
カラ松「黙れ、五人の悪魔共。」
全松「!!?」
さぁ、盛り上げようか
この舞台を、
応援してくれるな？
カラ松Gard&boys(ﾍﾗｯ
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八咫烏 - クロくんが好きすぎるめっちゃ優しいしすごい面白かったです！ (5月14日 20時) (
レス) @page48 id: d39c5b74a0 (このIDを非表示/違反報告)
偽名(プロフ) - あ、人格くんちゃちゃいい子じゃないか…？えぇ展開が楽しみすぎて説明が、何年経っておられるか見てませんでしたが、、、更新待ってます。素晴らしい作品をありがとうございます。 (2021年8月29日 4時) (レス) id: 2612ac3b18 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジゼリー/ミカン(プロフ) - え、もうめっちゃ胸に刺さりました…！続き気になります……！！！自分のペースで更新頑張ってください！！応援してます！ (2021年8月26日 2時) (レス) id: d255e0b4e1 (このIDを非表示/違反報告)
ホウ - 頑張ってください！応援してます！ (2021年1月14日 18時) (レス) id: 8dd7cdb4bf (このIDを非表示/違反報告)
うりょ - んぐぅぅぅぅぅうううううううううううううううううううううううううううううう続きが気になるぅうううううううううううううううううううううううううううううう。(( (2020年5月1日 10時) (レス) id: 21c35aca73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuumasa | 作成日時：2019年5月24日 17時
