【約ネバ】過保護通り越してなんだこれ。

こぼれ話。(という名の今までの没話) ページ11

過去

「急に呼び出してごめんね。これどういうこと？」
にっこりと黒い笑みを浮かべるノーマン。

「冗談は顔だけにしとけよ。」
鋭い目付きに低い声のレイ。

2人の視線の先には、

「ひっ、ご、ごめんなさい！」
アニメや漫画とかで出てくるようなどこにでも居る顔付きをした、同じクラスの田中くんがいた。

「『好きです。付き合ってください。』……良くこんな在り来りな文章で行けると思ったな。」
レイがポケットからラブレターを取り出す。

「あの、その……」
震え声で田中くんは言い訳をしようと考える。遠くから見たらもはやいじめである。

「良い？Aちゃんに彼氏なんていらないの。Aちゃんの幸せの事なら安心してよ。僕達2人で足りてるから。」

ゆっくりと耳元で囁くノーマン。
田中くんはそれに足が産まれたての子鹿のように震えた。

「足が震えてるぞ。そんなんでAを守れる自信あるのか？」

ニヤニヤとこちらを見てくるレイ。Lv1の勇者は目の前のラスボス2人に対して逃げるを選択した。



タバコ

『タバコってかっこよくない？』
「「ダメ」」
『別に吸うとは言ってないじゃん……』

仕事の帰り、喫煙所で見た同僚を思い出す。世界を達観してるような、そんな姿がとてもカッコよくて、家に帰ってもその光景が頭から離れなかった。

「ココアシガレットでも咥えてろ。」
そう言ってどこからかココアシガレットを取り出したレイは、私の口に無理矢理押し込んだ。



ハンバーグ

『ノーマン！今日のご飯何？』
「今日はねぇ、ハンバーグだよ！」

次の日

「ノーマン、今日のご飯はなんだ？」
「ハンバーグ！！」
「お、おう。」

次の日の次。

『ノーマン、今日のご飯って……』
「もちろんハンバーグ！」
『「」』


添い寝？

『レイさん、ノーマンさん。怖い夢見たので一緒に寝てもいいですか。』
「ごめん。このベット3人乗りなんだ。」
『2人しか乗ってないじゃないですかレイさん。』
「よく見ろよ。ノーマンの横。」
『ん？』

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＞ リトルバーニー ＜
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いやぁ、なんとも言えないオチになりましたね！(輝かしい笑顔)


ほぼ3000hit、そしておもしろ評価15票、(点数⒐9!!)お気に入り登録22人！

まさかこんなに伸びるとは思ってなかったです。
本当にありがとうございました！！(土下座)

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