僕の元カノは喫煙者 【長谷川慎】

気持ち ページ11

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(Kazmuma)






真顔で淡々と話しやがって。





歳上やから偉いんか？違うやろ。







痩せたのは慎の管理不足って自分のやったことわかってへんのか。









『お前適当にほざくのもええ加減にせーよ。言いたいこと言いやがってさ。』








自分でもびっくりするぐらいどす黒い声が出た








A ｢言いたいこと言いやがって？は？もっと言いたいこと言ってるの川村さんですよ？私の気持ちも知らないで。｣







お前の気持ちなんかどうでもいいねん。




慎の気持ちを考えろって言うてんねん。








『慎の気持ち考えたことあるか？』







A ｢ずっと考えてた！慎になんて謝ろう、信じてくれるかな、信じてくれなくてこれからどう生きよう、お揃いのものどうしよう。ペアリングやピアスや帽子、慎の服とかもどうしよう。ずっと考えた！！送らないとって思うのにいつか、帰ってくるならって期待して送れないの！！｣

｢わかる？この気持ち起きてリビングに行くと2人とツーショットが飾ってあるの。毎日毎日それ見て泣いた。｣

｢逆に聞きたい貴方は私の気持ち考えた事ありますか？｣







最後の言葉は俺に言ったんじゃない




完全に俺の背後に向かって言った






誰がおんねん。







後ろをむくと







慎がいた







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