エピソード 79 ページ32
〜1ヶ月前に遡り〜
FF全国大会が始まる1ヶ月前に私は、とある試合を見に来ていた。
それは、永世学園とある学校の試合の日だった。
私は、タツヤ達が永世学園としてFF大会に出場しているのを偶然知ってしまった。
だから私は、永世学園の試合は一回だけ見た事があった。
悠馬には、何も言わずに私は1人でこの試合を見に来ていた。
夕方の練習までに戻れば、大丈夫だろうと思った。
周りに人がいない席を見つけ、そこに座った。
いよいよ、試合が始まった。
会場のスクリーンを見ると、仲が良かった4人がスタメンに選ばれていた。
もも(やっぱりあの4人は、サッカーを続けていた。私も、おひさま園に残っていたらあの4人と一緒にあのフィールドに立っていたんだろうか。)
スタメンの中には、吉良ヒロトも入っていた。
もも(あの人も、チームでサッカーするんだ。以外だわ。)
私は、内心驚いたがすぐに平常心を保った。
しばらくして、試合が始まった。
試合は、一方的なものになっていた。
永世学園は、立て続けに得点を決め勝ち越していた。
が、そのシュートのほとんどが連携を取らないヒロトによるものだった。
相手チームが弱いせいか、ボコボコにしていた。
私達のチームと同じような事をしていた。
そして、試合終盤には風介のボールを奪いヒロトは自分でシュートを決めていた。
実況者「おおーと、吉良ヒロトがボールを奪いシュートを決めた！！」
もも(吉良ヒロト…、個人技は強い。だけど、チームで協力しなければ全国大会を勝ち抜くのは難しい。タツヤ達は、この問題どうするのかしら。)
吉良ヒロトがシュートを決めてから、試合は終わった。
勿論、永世学園が圧勝していた。
試合が終わると、フィールドの外で吉良ヒロトへのインタビューが始まっていた。
よく分からないが、ゴッドストライカーとか意味わかんないことを言っていった。
私は、試合が終わったので宿舎まで戻りベッドに寝転がった。
もも(せっかくなら、おひさま園のみんなにはのびのびとサッカーをしてほしい。ただ、全国大会で勝ち抜くにはきっと吉良ヒロトの力も必要になってくる。この先、どうするのかしら…タツヤ達は。)
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りーよん(プロフ) - ルフレさん» ありがとう！！頑張る！！こっちでも、よろしくね（＾ν＾） (2018年8月30日 21時) (
レス) id: b2e449b03d (このIDを非表示/違反報告)
ルフレ - よっ！続編おめでとうー！！ (2018年8月30日 16時) (レス) id: cb7b132aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーよん | 作成日時：2018年8月29日 23時
