エピソード 63 ページ16
〜ベンチにて〜
前半戦が終わり、王帝月ノ宮イレブンはコーチの元に集まっていた。
コーチ「3vs0。これが、何を意味するのか分かっているよな。ネットにこう書き込まれているぞ。実にいい試合だとな。ライオンと猫がいい試合するか？蛇とカエルがいい試合をするか？する訳ないよな！！お前達は、崇高なるアレスの意向に傷をつけるつもりか。」
もも「ッッ)……。」
コーチ「凡人相手に、何故手こずっている！」
野坂「お言葉ですが、監督。星章エレブンは、凡人なんでしょうか？」
コーチ「なんだと！！」
西蔭「野坂さん……？」
コーチ「チッ)まぁ、いい。とにかく、後7点は取れるはずなんだ。後半からは、徹底的に潰せ。いいな？分かったなら、さっさと戻れ！」
コーチにそう言われ、私達はグラウンドに戻った。
野坂「ボソッ)凡人は、お前だ。」
もも「悠馬、どうかしたの？」
野坂「いや、何でもないよ。」
もも「まさか、後半戦まで戦う事になるなんて……。」
野坂「そうだね。全国レベルになると、そう簡単にはいかないからね。」
もも「うん。そろそろ、ポディションにつかないと。」
野坂「うん。」
後半戦は、私達側からの攻撃で始まった。
どんどん攻めていき、味方がノーマルシュートを打ったが相手の必殺技に止められてしまった。
鬼道「何とかしのいだが、攻められる一方だな！」
灰崎「ムカつくぜ。」
もも(私が、決めた方が良かったかな……。)
悠馬は、シュートを決められなかった葉音の所に行っていた。
私は、遠くから見ていたが。
野坂「何をしている。」
葉音「……。」
野坂「今のは、決められていた筈だ！」
もも「悠馬……。」
葉音「相手の勢いが凄すぎて。」
野坂「言い訳は、聞かない。求めるのは、結果だ。」
悠馬は、シュートが入らなかった事にイライラしているみたいだった。
すると、それを見ていた丘野先輩が止めに入った。
丘野「何をそんなにイラついている？俺達がまるで、負けているような言い方じゃないか。」
野坂「丘野先輩は、能天気ですね。」
丘野「何ぃ！」
野坂「この結果は、王帝月ノ宮にとって負けてるも同然の結果だ。こんな事では……。」
私は、そんな様子の悠馬を遠くから見ていた。
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りーよん(プロフ) - ルフレさん» ありがとう！！頑張る！！こっちでも、よろしくね（＾ν＾） (2018年8月30日 21時) (
レス) id: b2e449b03d (このIDを非表示/違反報告)
ルフレ - よっ！続編おめでとうー！！ (2018年8月30日 16時) (レス) id: cb7b132aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーよん | 作成日時：2018年8月29日 23時
