エピソード 58 ページ11
〜グラウンドにて〜
しばらくして、アナウンスが流れ始めた。
実況者「さぁ、昨日の開幕式の興奮が冷め切らない中、間も無く試合開始となります！王帝月ノ宮vs星章学園。本日の実況は、爽やかクリーン実況でお馴染みの角間けいたでお送りします！！」
その後に、私達のスポンサーCMが流れた。
私達のスポンサーCMは、悠馬と私が大きなICチップの上をサッカーボールで走っている様子が撮られているものだった。
【未来を照らす企業！月光エレクトロニクスは、王帝月ノ宮中を応援しています！！】
ウォーミングアップが終わり私達は、コーチの元に集まった。
コーチ「試合中の作戦指示は、アレスの天秤の状況分析結果を元に暗号コードによって提案される。くれぐれも、見落とさないように。」
野坂「分かりました。」
コーチ「それと言っておくが、私は常にお前達の行動が見ているぞ。アレスへの不信感を抱いたり、命令に背くような気配があれば、即刻処罰する！いいな！」
もも「……。」
野坂「分かっています。そんな者がこの中にいるとは、思えませんが。」
コーチ「ならいいが、みすみす脱走者を取り逃がしたキャプテンがまとめるチームだ！ちょっと、不安でな。」
西蔭「クッ)」
もも「悠馬の事を悪く言わないで。」
私は、悠馬に色々言うコーチにイライラしてしまい、遂に言ってしまった。
野坂「もも。」
コーチ「俺は、本当の事を言っただけだろ。お前も、この頃勝手な行動をしているそうだな。御堂院、お前も命令に背くような事があれば……分かっているな！お前のお義父さんが見ているだぞ！！」
もも「クッ)」
私は、何も言えなくなってしまった。
すると、悠馬が私の手を掴んだ。
もも「どうしたの？」
野坂「もも、早くグラウンドに行くよ。」
もも「ゆ、悠馬？」
野坂「これ以上、ももの事を色々言われるが嫌だったから。」
もも「別に私は、平気だよ。」
野坂「もも…。」
西蔭「しかし、監督とは名ばかりの無能が。」
野坂「所詮、一般の監督なんてあんなものさ。」
もも「そうね。」
野坂「お陰でアレスの天秤の価値を知る事が出来るよ。」
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りーよん(プロフ) - ルフレさん» ありがとう！！頑張る！！こっちでも、よろしくね（＾ν＾） (2018年8月30日 21時) (
レス) id: b2e449b03d (このIDを非表示/違反報告)
ルフレ - よっ！続編おめでとうー！！ (2018年8月30日 16時) (レス) id: cb7b132aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーよん | 作成日時：2018年8月29日 23時
