エピソード 49 ページ2
〜続き〜
竹見「正直言って俺、会いたい人がいるんだ！だから、こんな所に居たくないんだ！！」
野坂「会いたい人……。その子の事が好きなのかい？」
竹見「そうだよ。好きだ！彼女と会いたいんだ！死ぬほど好きなんだ！！」
野坂「死ぬほど会いたい。へぇーー。死んだら会えない。」
竹見「クッ…。」
悠馬は、急に椅子から立ち上がり、竹見の手からタオルを解いた。
野坂「行っていいよ。」
竹見「あぁ。」
そう言うと竹見は、この部屋から逃げて行った。
もも「えっ、悠馬……。」
西蔭「どういうつもりですか、野坂さん。」
悠馬は、椅子に座りなおしながら言った。
野坂「彼は、もう使い物にならない。僕は、そう判断した。ここに居ても同じだ。」
もも「上には、どう報告しようか……。」
野坂「僕が報告するよ。」
もも「えっ、でも、私が報告した方がいいんじゃないの？」
野坂「いやここは、キャプテンである僕が言うべきだと思うから、先に戻ってていいよ。」
西蔭「野坂さん……。分かりました。」
もも「悠馬……。皆んな、解散していいよ。」
私が王帝月ノ宮のメンバーにそう言うと、皆んな各自の部屋に戻って行った。
野坂「じゃあ、行ってくるから。」
西蔭「はい。」
悠馬は、そう言うとこの部屋から出て行った。
もも「ねぇ、西蔭。」
西蔭「何ですか？」
もも「悠馬って、気になる人でもいるのかな？」
西蔭「なんでですか？」
もも「いや、さっきの竹見との会話の中に好きな子がいるって話になった時、悠馬なんか考えてるように見えたんだよね。」
西蔭「そうですか？そんな事は、ないと思いますよ。」
もも「そう？私の考えすぎていただけか……。」
西蔭(野坂さんが何よりも1番大切にしているのは、御堂院さん。貴方なんですから。)
もも「じゃあ、私も部屋に戻るわ。」
西蔭「分かりました。」
私は、部屋に戻り竹見の言っていた事を考えていた。私も、好きな子という単語に少しだけ反応してしまった。
私がすぐに思いついたのは、悠馬だった。だけど、その後に貴利名の顔が浮かび上がってきた。
もも(なんなんだろう……。頭が混乱する。)
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りーよん(プロフ) - ルフレさん» ありがとう！！頑張る！！こっちでも、よろしくね（＾ν＾） (2018年8月30日 21時) (
レス) id: b2e449b03d (このIDを非表示/違反報告)
ルフレ - よっ！続編おめでとうー！！ (2018年8月30日 16時) (レス) id: cb7b132aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーよん | 作成日時：2018年8月29日 23時
