09 黒トリガー争奪戦�� ページ10
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「なにしてんだよ、馬鹿」
「うわ、今1番会いたくない人No.1だ」
「どういう意味だコラ」
今、目の部分に腕を乗せているから顔は見えないけど声だけでわかる。
私の過去を知ってる人、優雨以上に付き合いが長い人。
「あらふねさん、」
「ばか、2人の時は哲次でいいって言っただろ」
私の腕を無理やり広げ、隣に座る。
相変わらず強引なとこは変わっていない。
「で、どうしたんだよ？」
「別に、荒船さんには関係ない」
「はいはい、お前の反抗期はもうわかったから」
そう言うと荒船さんは私を腕に閉じ込めた。
「ちょっ、あらふねさ…！」
「昔から優雨がいない時、お前の面倒見るのは俺って決まってんだよ」
さっきより優しい口調で言い、私の頭を撫でる。
やっぱり荒船さんにはかなわないらしい…
「てっちゃんんんん…！！！」
「おいっ、そんな締めつけんな、苦しい！」
最近は中々会えてないし、ボーダーに入ってからは周りの目を気にするようになってちょっと疎遠になった。
久しぶりのてっちゃんなんだ、これくらいは許してほしい。
「きどさんにぶらっくとりがーつかえっていわれた」
「そりゃいきなりだな、んでお前は怒って飛び出してきたわけだ」
「なんでわかるの」
「お前の事ならわかるっつの、何年の付き合いだと思ってんだ」
うわ、この兄貴感。イケメンだあ。
てっちゃんが幼馴染な私って超絶ラッキーだよね。
「てっちゃんがイケメン過ぎてつらい…」
「なんだよ、いきなり。最近すげぇ素っ気なかったのに」
「それはこっちのセリフなんだけど！」
「なんで俺逆ギレされてんだ…」
こうやって話してる間も私を撫でる手は止まらない。
いつの間にか口論になって顔合わせて睨み合ってお互い笑っちゃうの。
さっきまでのモヤモヤが全部なくなった気がした。
「お前は1人じゃないから、あんま抱え込むなよ。優雨だけじゃなくてたまには俺も頼れ」
「ん、」
最後に頭をぽん、と叩きてっちゃんは屋根から降りた。
「じゃーまたな、こんどカゲ達とメシ行くぞ」
「うん！てっちゃんありがとー！！！」
元のテンションがようやく戻ってきた。
これからやる事も沢山あるし、頑張ろう！
「覚えてろ〜、遠征組 ！！！」
私は空に向かってそう叫んだ。
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葉月(プロフ) - 神谷さん» 遅くなってすみません！！ありがとうございます(；＿；)神谷さんも体調にお気をつけ下さい！ (2018年3月25日 20時) (
レス) id: c0018a15c2 (このIDを非表示/違反報告)
神谷 - 夢主頑張れ！久しぶりにサイトへアクセスしたので、なんか余計にそう思います(笑)春も顔を出しつつありますからね…気温差が激しいので、体調には気をつけて下さいね。次の更新待ってます！ (2018年3月13日 8時) (携帯から) (レス) id: 7689822f26 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 神谷さん» 置いてかれました( 笑 )お察しの通り【ネタバレ】します笑 ありがとうございます！ (2018年2月18日 17時) (レス) id: c0018a15c2 (このIDを非表示/違反報告)
神谷 - 原作編！早速、夢主置いてかれましたか(笑)零隊のメンバーとは…気になりますよ！遠征メンバーが帰って来た時、夢主凄い事しそうな気がします(笑)＃これからも読ませて頂きます！fight！ (2018年2月14日 2時) (携帯から) (レス) id: 7689822f26 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - やなぎさん» です！原作編もよろしくお願いします！ (2018年2月11日 20時) (レス) id: c0018a15c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉月 | 作成日時：2018年2月8日 23時
