☆森蘭丸☆ ページ4
ん…あれ?もう朝だ。部屋の中が太陽によって明るく照らされている。
結構寝ちゃったなー、なんて思っていると、聞き慣れた凛々しい声が廊下から聞こえてきた。
?「A様ー?起きていらっしゃいますかー?」
どうやら私を起こしに来たらしい。
珍しいな、私を呼びにくるなんて…
勢いよく、私の部屋の襖が開く。
蘭丸「A様…あ、起きていらしたんですね。」
A「うん…おはよう、蘭丸。」
まだぼーっとしている頭を何とか回転させ、愛しい蘭丸に挨拶する。
でも、自分の気持ちを蘭丸に告げたことはない。
___蘭丸に迷惑だって思われたくないから。
今の幸せな環境を自ら壊すことなんてしたくない。
そう、ただ怖いだけなんだ。
蘭丸「…?どうかなさいましたか、A様。」
……少し考え過ぎたかな。
今はこの幸せを噛みしめていたい。
A「ううん、なんでもないよ。それより、こんな朝早くにどうしたの?いつも信長様が私を呼び出すのはもっと遅い時間だけど…」
私は気になっていたことを素直に聞いた。
すると蘭丸は急に赤面しだした。
…なにかあったのかな。
蘭丸「いえ…何もなかったのですが______貴女に会いたくて来てしまいました///」
ふにゃりと蘭丸は笑う。
今度は私が赤面させられる番だった。
A「///っ!?」
なぜ蘭丸はこんなセリフをはっきり面と向かって言えるのだろう。
蘭丸「A…様?」
蘭丸は襖を閉じて、部屋に入ってくる。
そして、私に近づいてくる。
A「蘭…丸?」
そのまま無言で来た。
やがて、お互いの息遣いが分かるほどの距離になった。
蘭丸「そんな顔をされると…その、期待…してしまいます////」
________二人の影が、重なった。
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蒼キノコ(プロフ) - 早苗さん» コメントありがとうございます! (2015年7月5日 22時) (レス) id: 7f9635b8af (このIDを非表示/違反報告)
早苗 - わぁぁぁっ!!渚の話やっぱり良かったですd=(^o^)=bな、なんだこの天使はっ…! (2015年7月5日 21時) (レス) id: 6c2070c98a (このIDを非表示/違反報告)
蒼キノコ(プロフ) - はっかさん» 了解です(*´ェ`*) (2015年7月4日 23時) (レス) id: 7f9635b8af (このIDを非表示/違反報告)
はっか(プロフ) - 黄瀬くんください(*´ч ` *) (2015年7月4日 23時) (レス) id: b8232e0cf2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼キノコ(プロフ) - 名無し60208号さん» 良かったです(*^^*)また是非気軽にリクエストしてください《*≧∀≦》 (2015年2月27日 23時) (レス) id: 8a1f571fe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼キノコ | 作成日時:2015年2月20日 21時