Lie.

ep26. ページ26

JM「ただいまー」


夕食を作り終えた頃、ジミン君が帰ってきた。


お風呂入ってくるねなんて鼻歌するジミン君をみて、


今日はご機嫌なのかと気分を伺う。







ご飯を食べテレビを見てニコニコ笑うジミン君


言うなら今しかない。


「ねえ？私今日ね、出張しないかって言われたの。色んなキャリアを学ばないかって」



JM「ほえ〜すごいじゃん！流石だよ」



「ありがとう！行ってもいいかな？」



JM「何日間行くの？」



「三日間。二泊三日かな？詳しくはまだ聞いてないの。明日までに答え出すことになってて」



JM「そっか〜、寂しくなるけどAに与えられたせっかくのチャンスだもんね？」



「ありがとう〜私も寂しいけど頑張ってみようかな！」



誰と、と言う質問が来ないから


私はテヒョンと行くことは言えなかった。


そこまでジミンくんも気にしてないようだし。


応援してくれたらみたいですごく嬉しかった。


なにより今日はご機嫌みたいでよかった。


私もお風呂に入り寝ることにした。









眠りについてたけど、何やらカタカタ聞こえる


薄ら目を開けると、そこには私の携帯をいじるジミンくん


ああ、私はいつになれば信頼されるのかな


なんて思いつつ、また眠りそうになる




携帯を見終わったのかジミンくんは再びベッドに潜る。


そして私の首元をみて、


JM「ふふ、僕だけのものだよ」


噛み跡を見てそう悪魔のように呟いた。

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