Lie.

ep14. ページ14

土曜日




私たちは土日休みが同じ。


今日は2人で買い物に行く約束をしている。


シャワーを浴び終わったジミンくんに続いて、


私もシャワーを浴びる。


体は綺麗に流しても、なにか綺麗にならない気がして


多分それは私の心がくすんでいるから。





ジミンくんの助席にのり、車に揺られる



JM「浮かない顔してどうしたの？」


A「え？そんなことないよ」


JM「僕と買い物いくの嫌なの？」


いつからだろう


ジミンくんはすぐマイナス思考に考えることが多くなった


いつもの私だったら、そんなことないよ楽しい


なんて言えたのだろうか


A「すぐ、その言う風に考えるのやめてよ、」


今日の私は優しい言葉をいえなかった


JM「Aがそんな顔するから。僕だって悲しくなるよ。まるで一緒にいても幸せじゃないみたい」


A「そんなわけないよ、」


気まずい空気が流れた


これも全部私のせい。


昨日のことがあってから、どうも気分が下がっている


テヒョンにもジミンくんも変わらせてしまった私が


幸せになってのうのうと生きていていいのか。


いっその事こと、ジミンくんに全てを打ち明けてしまった方がいいのか


でもそしたらスッキリするのは私だけで、


ジミンくんがきっとジミンくんではなくなってしまう。



知らない方がいいこともある"



誰かからそんな話を何度か聞いた。

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