・ ページ6
阿部side
よし!洗剤とかのストックも買えたし、今日明日分のご飯の材料も買えたからゆっくりできるぞー
阿[それにしても最近グッと冷え込んできたよなぁ……マネージャーも言ってたけど風邪ひかないようにしないと]
ガサッ……ガサガサ
阿「?!えっ、なになに」
「ミィ……ンニャ」
阿[えっ?猫かな?この声……まさか捨て猫?!聞こえた声的にまだ小さい子って感じだったけどこんな寒い中外にいるの?]
キョロキョロ【辺りを見回してみる】
阿「!」【道の端に置かれているダンボールを見つける】
阿[まさか、この中にいるの?]
【そっと近づきダンボールを覗いてみる】
阿「えっ!?小さっ!」
猫「……ミィッ?!フシャーーッ」
阿「あっ、ごめんね汗怖がらせちゃったよね?」
猫【必死に威嚇中】
阿[すっごい威嚇してる……でもそうだよね、この子からしたら急に大きななにかに覗きこまれてるんだもん。怖いよね]
阿「大丈夫だよ…大丈夫、急に覗いてごめんね。怖かったね。」
【子猫の方にそっと手を伸ばす】
猫「?!バシッ」【伸ばされた手を引っ掻く】
阿「いてっ!…大丈夫、大丈夫だよ」【もう一度手を伸ばす】
猫「…クンックンッ」【伸ばされた手にそっと鼻を近ずける】
阿「ふふっ、怖くないよ笑」
猫「……ペロッ」【引っ掻いた手をそっと舐めてみる】
阿「!...大丈夫って分かってくれたのかな?」
猫「スリスリ」【手に頭を擦り付けてみる】
阿「笑さっき引っ掻いたこと謝ってるのかな?大丈夫だよ、もう痛くないから」
猫「ミヤッ」【そっと阿部の方を見て鳴く】
23人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:むつき。 | 作成日時:2023年11月5日 4時