565話 ページ8
陽月side
夜嵐くんと別れて、相澤先生のところへ来た
その間も【百目の空蜘糸】で大まかな様子を感知し、散らばらせた【目】の紙を通して集中的に見る、を繰り返しながら
『―――どうですか？あなた方から見て』
相澤「…ま、いいんじゃねぇか？」
『おや、いつになく甘い判定ですね』
そんな風に言葉を交わしながら隣に座る
【個性】を、力を、知恵を、惜しみ無く使い戦う彼らの姿を見るのはなかなかいいよ
努力する人というのは、やはりというか好ましい
前前世でひたすら努力してきたから、かもしれないけどね
相澤「―――で、何かあったか」
Ms.ジョーク「え？」
いい加減慣れた、とでも言うように相澤先生は私へ問いかける
ふふ、理解してくれているようで何より
相澤「お前のことだ、試験中の奴らを観れるようにしてんだろ。なのにわざわざ此処に来た――――つまり、
『―――正解ですよ(フフッ)』
相澤先生は生徒のことを良く見て理解している。私のこともそれなりに
私が何を思って、何のために行動しているか、大まかには分かってくれているんだろう
だからこそ神野の件でも、ひざしと共に真っ先に私を信頼してくれたんだろうから
Ms.ジョーク「……えー、何この長年連れ添ってきた相棒感」
相棒「誰と誰が相棒だ」
『違いますけど。余計な事言うのやめてくれません？話進まないんで』
Ms.ジョーク「ごめんごめん！てか紅蓮さんは兎も角イレイザーのはもしかしなくても彼女に惚れ」
相棒「余計な事言うな(怒)」
図星突かれて苛ついたわけね
ハイハイ落ち着いて。アンタらが私のこと好きなの知ってるから←
相棒「はぁ…で、用件は」
『はは…(苦笑)。…えぇ、用件ですね。別に大したことじゃないですよ。ただ、そうですね―――――「鼠」が入り込んでます』
「「！！」」
二人はプロヒーローだ。この言葉の意味が分からない馬鹿ではない
『あのケミィって子。本当に本物ですかね？』
Ms.ジョーク「…偽物、ってことかい？それは笑えないな」
『可能性は大有りでは？仮免試験中なら、ヒーロー候補生に好きに接触できる』
加えて――――
『それに、ヴィラン連合には【変身系】の【個性】を持つ子が一人いる』
相棒「…！渡我か…！」
そういうこと。ま、今回は見逃すつもりだけどね
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あかね - すみませんが、文ストの世界でのことを書いてもらうって可能ですか！？ (3月29日 10時) (
レス) id: ff7b5ca53a (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 零月さん» 返事遅くなりました。よろしくお願いします(@￣□￣@;)！！ (3月19日 9時) (レス) id: 7980a35b29 (このIDを非表示/違反報告)
零月(プロフ) - ふみさん» わぁめっちゃ見たいそれ← 書きます(即答) (3月5日 17時) (レス) id: 16284ecfae (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - いつも楽しく読んでます。あの、なんやかんや(ご都合血鬼術)あってFateのオベロンと高杉晋作と古代王達(できれば千里眼トリオ)と陽月ちゃんとの絡みが見たいです!書いてほしいです (3月5日 15時) (レス) id: 6a76373744 (このIDを非表示/違反報告)
３ - あのぅ……紅蓮ちゃんの文スト世界にいた頃を書いて頂きたいです！ (2月21日 22時) (レス) id: e5dd671507 (このIDを非表示/違反報告)
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