600話 ページ46
陽月side
さて、私は殆どやることがないとばかりに相澤先生の隣で見守っているわけだけど
せいぜい食らいつけよ
＿＿＿＿ハラっ
と、開始早々通形先輩の服が落ちた
…うーん、響香ちゃんは思わず動揺しちゃったか
まぁあの子、まともに一般人だからなぁ
私は基本彼らを「守られるべき一般人」として扱うことを完全にやめたりしないけど、それはそれとして、感性というか根本的な意味でね
響香ちゃんはなんというか、極端なことを言ってしまえば才能がない。強くはない、弱い、平凡な子だ
でもだからこそ、それが強さとなる。そして、「強くなる」才能はなくとも、「ヒーローになる」才能ならば持っている子だ
ある意味、難しい子だよ
まぁ……頑張って向き合え
自分の弱さ、平凡さと向き合って、そうして初めて自分の本当の強さが分かると思うから
＿＿＿＿なんて、私が響香ちゃんについて考えている間に、
遠距離持ちがことごとくダウン。ま、妥当だね
『あー、皆よーく食らいつきなよ？通形先輩は＿＿＿＿今、最もNo.1に近い男だ。当然プロ含めの話ね？』
彼、【個性】の使い方上手いんだよな
それに準じた自身の鍛え方もいいし、観察眼もお見事だ
何よりあの笑顔は＿＿＿＿ユーモアは、紛れもなくヒーローの才能でしょう
私は枠外というかチートというか……そもそも私は「ヒーロー」じゃなく「執行者」とかのが近いからね
方向性が元から違うから枠外だよ
立つ場所が違うんなら、比べることすらないでしょう
彼はオールマイトとよく似た、そちら側の者
私はそっちじゃない。殺し謀りなんでもござれだ
轟「一瞬で半数以上が……！No.1に最も近い男……」
相澤「しれっと自分は数えてないんだな紅蓮」
『私は女だしそもそも色々と枠外』
相澤「……まぁな」
『ところで焦凍は行かないの？』
轟「俺は仮免とってねぇから」
相澤(丸くなりやがって)
『丸くなったねぇ』
焦凍の成長が感じられて個人的には嬉しいかな
さて、と。皆は通形先輩のしたこと＿＿＿＿ワープ、だね。それに対して何が何だかサッパリという感じだ
レベルが推し量れるというものだよなぁ
相手の強さが分かることというのが自分の強さの証明でもある
今の一瞬の技をただ一言、「無敵」とか「強い」とかで片付けているようなら、それは強【個性】にかまけただけの三流だ
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あかね - すみませんが、文ストの世界でのことを書いてもらうって可能ですか！？ (3月29日 10時) (
レス) id: ff7b5ca53a (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 零月さん» 返事遅くなりました。よろしくお願いします(@￣□￣@;)！！ (3月19日 9時) (レス) id: 7980a35b29 (このIDを非表示/違反報告)
零月(プロフ) - ふみさん» わぁめっちゃ見たいそれ← 書きます(即答) (3月5日 17時) (レス) id: 16284ecfae (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - いつも楽しく読んでます。あの、なんやかんや(ご都合血鬼術)あってFateのオベロンと高杉晋作と古代王達(できれば千里眼トリオ)と陽月ちゃんとの絡みが見たいです!書いてほしいです (3月5日 15時) (レス) id: 6a76373744 (このIDを非表示/違反報告)
３ - あのぅ……紅蓮ちゃんの文スト世界にいた頃を書いて頂きたいです！ (2月21日 22時) (レス) id: e5dd671507 (このIDを非表示/違反報告)
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