597話 ページ43
陽月side
凄いねぇ、彼らは
あんまり眩しくって、うん……ああ、眩しい
光っていうものはこうも眩しい
だからこそ、私たちは道を違えるのだよ
私は、いい加減そんな綺麗で光の当たる道に全幅の信頼を置けるような歳でもないし、そんなタチでもない
否定はしないし、勿論、ヒーローというものが成す偉業を知っている
けれど、私がその道を選べるほどのものがあるかと言われれば否だ
綺麗事、希望論で生きられるようなモンじゃあない
ま、それだけさね
通形「まァ何が何やらって顔してるよね。必修ってわけでもない
おう突然真面目にならないでくれないかな←
必修じゃないとはいえ、私はその辺もう決めてるし、なんなら受け入れ先確保してるからなぁ
うん、あとは許可をもぎ取るだけ
許可をもらうためなら、どんな脅しだってやっちゃうぞ♪←
割と真面目に、私はこの現状を真剣に捉えているし。というか、このために奔走していたといってもいいしね
誰が何のために、オールマイトの終幕を用意したと思ってるんだ
このため。私が、あの馬鹿の代わりに、光ではなく、影の側として、その荷を受け取るためだ
通形「一年から仮免取得…だよね、フム。今年の一年ってすごく…元気があるよね…」
それはそう。エネルギーいっぱいだよねえ
弟子を持ってた身からしても、なかなか育てがいのある子達だ
とはいえ私が育てたいと立候補するほどじゃないけれど
言ったろう、歩む道が、向かう先が違うんだ
本当に、相澤先生が彼らの担任でよかった
通形「そうだねェ…何やらスベリ倒してしまったようだし…。君たち纏めて、俺と戦ってみようよ！！」
「「「え……ええ〜〜〜〜！？」」」
うるっせえんだよ毎度毎度…
……ま、いいや。私好みの展開になってることだしね
＊＊
【体育館γ】
ところ変わって体育館
経験者と戦うことで身をもって理解しよう＿＿＿とのことで、クラスの大半が体操服に着替えて通形先輩と向き合っている
その大半でない唯一が私だ
自分でも、自分が規格外の枠外だってことは理解しているからね
そも、インターンのあれそれは理解している
既に実践なんていくらでも、実戦まみれの過去を経験しているんだ
わざわざ参加する理由もないさ
『さぁて、どこまで食らいつけるだろうかね』
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あかね - すみませんが、文ストの世界でのことを書いてもらうって可能ですか！？ (3月29日 10時) (
レス) id: ff7b5ca53a (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 零月さん» 返事遅くなりました。よろしくお願いします(@￣□￣@;)！！ (3月19日 9時) (レス) id: 7980a35b29 (このIDを非表示/違反報告)
零月(プロフ) - ふみさん» わぁめっちゃ見たいそれ← 書きます(即答) (3月5日 17時) (レス) id: 16284ecfae (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - いつも楽しく読んでます。あの、なんやかんや(ご都合血鬼術)あってFateのオベロンと高杉晋作と古代王達(できれば千里眼トリオ)と陽月ちゃんとの絡みが見たいです!書いてほしいです (3月5日 15時) (レス) id: 6a76373744 (このIDを非表示/違反報告)
３ - あのぅ……紅蓮ちゃんの文スト世界にいた頃を書いて頂きたいです！ (2月21日 22時) (レス) id: e5dd671507 (このIDを非表示/違反報告)
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