596話 ページ42
陽月side
流石に見逃せない
この中で、私は、私だけは、焦凍の柔いところへ踏み込むことを簡単に許してはいけない
うん、過保護だよ。なんだかんだ親子なんだろうね、こういうとこ
仕方ないじゃないか。親しい者を懸念無く愛せるだなんて、漸く叶ったことなんだから
だからきっと、私は、案外過保護なんだ
多分それは、人でなしだからこその過保護なんだと思うよ
『(パチン)さて、お話続けてくださいな』
波動「ッぷはー！」
通形「陽月ちゃん安心して！！大トリは俺なんだよね！」
おおっととってもなにやら不安だぞー？
通形「前途ーーーー！！？」
＿＿＿＿シーン＿＿……
通形「多難ーーーー！っつってね！よぉし掴みは大失敗だ」
本当だよ←
盛大に滑ったよ、私しか多分今の理解できなかったよ
その事実を客観的に見つつテンションが変わらないの凄いと思う
なんというか、才能だよね。ヒーローとしての才能
笑顔、という才能
窮地で、死地で、笑顔というものは極端な話不要だ
そんな余裕があるなら死ぬ気で敵を倒せという話
笑っている暇なんてない。笑顔なんて隙を与えるだけ
まぁ煽る分にはいいし、笑って安心させるのも柱の役目ではあったけど
正直、そんな余裕あるわけない
けれど、それはあくまでも地獄のような死地、戦地においての話
あくまでも、これは戦士の話であって、ヒーローの話ではない
ヒーローは、希望の偶像だ。少なくとも大衆からの評価としては
戦地に立つ戦士ではなく、日常に立つ灯台のようなもの
それこそオールマイトが体現していた。先頭に立ち、無辜の民の平穏を、笑顔を守るための、それを届けるための存在
倒すことではなく、守ることが仕事
であるならば、ヒーローにとって誰かを笑顔にできる力。もとい、希望を捨てない力は、何よりも重要なものだろう
単純な実力も必要だ、そうで無ければそもそも話にならない
だが。希望を抱けない者が、誰かの希望となることも、誰かに希望を届けることも不可能だ
心からの笑顔を忘れない者。そう、柔軟かつ鋼のようなユーモアを持つ者こそ、ヒーローの才覚を持つ
まぁ、これこそ私がヒーローを目指さない理由なのだけれどね
だって根本的に違うもの
私は、血を流し骨を断つ戦士。
彼らは、敵を打ち払い希望を届けるヒーロー。
英雄か、反英雄か、という違いだ
目指す先、向かう先が違うのだから。そりゃあ、目指すわけがないのさ
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あかね - すみませんが、文ストの世界でのことを書いてもらうって可能ですか！？ (3月29日 10時) (
レス) id: ff7b5ca53a (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 零月さん» 返事遅くなりました。よろしくお願いします(@￣□￣@;)！！ (3月19日 9時) (レス) id: 7980a35b29 (このIDを非表示/違反報告)
零月(プロフ) - ふみさん» わぁめっちゃ見たいそれ← 書きます(即答) (3月5日 17時) (レス) id: 16284ecfae (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - いつも楽しく読んでます。あの、なんやかんや(ご都合血鬼術)あってFateのオベロンと高杉晋作と古代王達(できれば千里眼トリオ)と陽月ちゃんとの絡みが見たいです!書いてほしいです (3月5日 15時) (レス) id: 6a76373744 (このIDを非表示/違反報告)
３ - あのぅ……紅蓮ちゃんの文スト世界にいた頃を書いて頂きたいです！ (2月21日 22時) (レス) id: e5dd671507 (このIDを非表示/違反報告)
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