564話 ページ5
陽月side
分かりやすく嫌ってるね
そんなに嫌いかい？焦凍のこと
夜嵐「…関係なくないッスか？」
『あるよ。幼馴染み、クラスメイト、ヒーロー候補生、関係ならそれなりにある』
まあ何で嫌ってるかなんて大体分かったけどね
さっきの大旋風………あれが彼の性格をありありと表していた
彼は何事にも…というより、ヒーローというものが好きなんだろうね
憧れのものに対して、その目標のために簡単に全力で挑める。そういう子だ
それはいいさ、それはね
けど、だからこそ全力でない者に対しては「何で全力で取り組まないんだ！」って怒るタイプだろう
あの頃の焦凍は父親への嫌悪感から、【個性】の半分を忌み嫌って封じていた
それが彼の真っ直ぐすぎて熱い性格と衝突したんだろう。多分夜嵐くんの方が一方的に嫌いになってってるだけだろうけど
焦凍も悪いっちゃ悪いよ？そんな私情で手を抜いてヒーローやられちゃたまったもんじゃない
でもねぇ……夜嵐くんのはそれとは方向性が違うというか性質が違うというか…
どこか排他的思考にあるんだよなぁ
嫌うのは結構。けど目の敵にするほどではないよ
………要するにねぇ、どっちも自分勝手なんだよ
…ああ、面倒なことになりそうだ
『私の予想だと、手を抜いてヒーロー目指してるような焦凍が気に入らないってところだろうけど…それ君と関係ある？
いや好き嫌いは構わないし、どんな事情があっても手を抜いてヒーロー目指すのはそりゃあ駄目さ
けど君が目の敵にする要素がどこにある。君のそれも同種類の私情じゃないのかい？自分の嗜好に当てはまらないからって叩くんだろ？
それ、焦凍よりも質悪く見えるけどね
まあ「ちゃんと」してくれるんなら構わないけど―――呉々も、身勝手な真似はするなよ』
返事も聞きたくないし、そのまま彼から離れた
やれやれ、少し言いすぎたかね？
でも今の彼は…言ってしまえば私の「嫌い」にも含まれるのだけれど、本当に危ういんだよ
無自覚に近い自分の感情の大きさに、制御しきれずにいる
そんなものは簡単に暴走する
自滅するのは結構。だがアレは周りに尋常でない被害を与えかねない
…―――――ま、今のところは手は出さんがね
赤の他人の、それも嫌いな奴相手にそこまでのお節介する気はないよ。事が起こるか起きかければ流石に止めるけど
本当に……ちゃんと、ヒーローを目指しておくれよ？
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あかね - すみませんが、文ストの世界でのことを書いてもらうって可能ですか！？ (3月29日 10時) (
レス) id: ff7b5ca53a (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 零月さん» 返事遅くなりました。よろしくお願いします(@￣□￣@;)！！ (3月19日 9時) (レス) id: 7980a35b29 (このIDを非表示/違反報告)
零月(プロフ) - ふみさん» わぁめっちゃ見たいそれ← 書きます(即答) (3月5日 17時) (レス) id: 16284ecfae (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - いつも楽しく読んでます。あの、なんやかんや(ご都合血鬼術)あってFateのオベロンと高杉晋作と古代王達(できれば千里眼トリオ)と陽月ちゃんとの絡みが見たいです!書いてほしいです (3月5日 15時) (レス) id: 6a76373744 (このIDを非表示/違反報告)
３ - あのぅ……紅蓮ちゃんの文スト世界にいた頃を書いて頂きたいです！ (2月21日 22時) (レス) id: e5dd671507 (このIDを非表示/違反報告)
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