593話 ページ38
陽月side
あー、まぁ会わなかったもんねぇ
取り敢えずさっさと済ませられる“捕縛リスト”の分を一気に片付けて、その後安定したら授業とうまく噛み合わせる
この3日ほどは朝も夜も、巡回と捕縛、調査に時間を使ってたし
蛙吹「陽月ちゃんが強いのは知ってるけど、無理はしてないかしら？ずっと働き詰めでしょう？」
耳郎「それだけ陽月が頼りにされてるのは分かるけど、体壊さないようにね」
…フフ、優しい子たちだね
大丈夫だよ
確かに私は私を扱き使ってるけど、自分の限界を知った上で使ってるから
皆、私がこうして学生の身ならざるような事をしていることに疑問を持ちはしない
そりゃあこんだけ散々暴れて好き勝手して、私の強さを分からせてきたんだ
嫌でも理解するだろうし、彼らは、誇りを持って活動する私を憐れむようなことは、しない
彼らの心配は、どこまでも私個人への心配だ
『大丈夫だよ。最初に一気にやっとけば後が楽だからって詰め込んでただけだから』
瀬呂「ならいいけどよ…」
『そんな心配するんならヒーローになるための勉強頑張りな？
皆が教室で学んでられる時間を守りたいんだからさ(微笑)』
時間は存外ないものだ
刻一刻と迫りくる混乱が、どれだけのものを奪っていくのか
私はその悲惨さを知ってるから、君等にそうならないで欲しい
でも君等はその激動の時代にいる
そして、どうあったってその渦中に向かっていくだろう
今を生き、困難に立ち向かい、尊いものを守ろうとするヒーローとして
それは私には止められない
だって君等は、少なからずその覚悟をする準備を始めてしまっている
そういうところ、なんだかんだヒーローとしての“勘”が備わった有望な子等だなぁと思うよ
だから、私は時間を作る
備えるための時間を。君等が鍛え、覚悟を決めるための準備の時間を、少しでも長く
『こうして皆が同じ教室に集まれてるのを見られるのが、凄く嬉しいよ』
……何静かになってんの
私はこういう人間だよ
この時間がどれだけ尊いか…失ったから、捨て去ったから知ってるんだ
麗日「は〜〜〜〜〜(天仰ぐ)……陽月ちゃんマジイケメン」
八百万「こうして陽月さんの強さを目の当たりにする度、私たちはまだまだだと実感しますわね」
上鳴「っ〜〜！俺等もお前といられるの嬉しいよ！！」
切島「あ゛ー(顔覆う)…まぁ今日爆豪いねぇけどな」
(((ホントそれな！！)))
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あかね - すみませんが、文ストの世界でのことを書いてもらうって可能ですか！？ (3月29日 10時) (
レス) id: ff7b5ca53a (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 零月さん» 返事遅くなりました。よろしくお願いします(@￣□￣@;)！！ (3月19日 9時) (レス) id: 7980a35b29 (このIDを非表示/違反報告)
零月(プロフ) - ふみさん» わぁめっちゃ見たいそれ← 書きます(即答) (3月5日 17時) (レス) id: 16284ecfae (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - いつも楽しく読んでます。あの、なんやかんや(ご都合血鬼術)あってFateのオベロンと高杉晋作と古代王達(できれば千里眼トリオ)と陽月ちゃんとの絡みが見たいです!書いてほしいです (3月5日 15時) (レス) id: 6a76373744 (このIDを非表示/違反報告)
３ - あのぅ……紅蓮ちゃんの文スト世界にいた頃を書いて頂きたいです！ (2月21日 22時) (レス) id: e5dd671507 (このIDを非表示/違反報告)
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