592話 ページ37
陽月side
ふふ、良かった良かった
いやぁ、こうして巡回してればどこかで会えるかなとは思ってたけど、まさか初日で会えるとは
インターンとしての受け入れも快く頷いてくれたし
楽しみだなぁ♪
一つ懸念があるとすれば、今の現状
そもそも、様々な要因のもと、生徒の保護という名目で寮生活が始まっている
とすれば、インターンにも制限がかかる可能性がある
そうなった場合、制限されるのはどこだろう
と考えると、必然的にインターン実績の有無で決まるだろう
そうなればマイナーもマイナーで、なんなら“裏”にどっぷり浸かっていてインターンなんぞ「こっちからごめんだ」みたいな事務所だ
雄英の方から却下が出る可能性はまぁまぁ高い
例え、例外扱いを受けている私でも、そこは統一されるだろうか
でも、これに関しては許可させる
私はあそこに行きたい。あそこに行って、プロとしての経験を積みたいし、どうしても鈍ったままの“勘”を取り戻したい
ヴィランを謀り、影で暗躍し
それでも、どうやったって今世の私は“ヒーロー”だ
できてもギリギリ法に触れない程度のグレーゾーン
それ以上“ブラックゾーン”に踏み込むことは出来ていない
前世の、殺し屋をしていたときの“勘”が鈍ったままだ
どんな手練れでも、十年以上もそれをやってなきゃどうやったって鈍る
そして、今までは鈍ったままでも事足りていた“能力”が、ここに来て必要に迫られている
今この現状だからこそ、“殺し屋”の私が必要だ
いつまでも眠らせたままにしていては、奴に遅れを取る羽目になる
だから取り戻したい
“ブラックゾーン”に片足なんて言わず両足突っ込んで、“黒”の側のまま獲物を狩る
ヴィランもヒーローも、敵も味方もない
ただ己が“獲物”と認識したものを、例外なく屠ることのできる環境に身を置きたい
だから、何がなんでも許可させる
あそこ以外にインターンに行くつもりは毛頭ない
これは私の譲れない“絶対”だ
そして3日後＿＿＿＿
緑谷「ご迷惑おかけしました！！」
無事謹慎を終えた出久くんを交え
私もまた3日ぶりの授業に参加した
ふふ、出久くんはやる気十分だね
私は特においていかれるつもりはないし、ついてける自信があるから巡回の方に力入れてるんだけど
麗日「陽月ちゃんもなんか久しぶり〜」
上鳴「この3日間学校でも寮でも会わなかったもんなぁ」
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あかね - すみませんが、文ストの世界でのことを書いてもらうって可能ですか！？ (3月29日 10時) (
レス) id: ff7b5ca53a (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 零月さん» 返事遅くなりました。よろしくお願いします(@￣□￣@;)！！ (3月19日 9時) (レス) id: 7980a35b29 (このIDを非表示/違反報告)
零月(プロフ) - ふみさん» わぁめっちゃ見たいそれ← 書きます(即答) (3月5日 17時) (レス) id: 16284ecfae (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - いつも楽しく読んでます。あの、なんやかんや(ご都合血鬼術)あってFateのオベロンと高杉晋作と古代王達(できれば千里眼トリオ)と陽月ちゃんとの絡みが見たいです!書いてほしいです (3月5日 15時) (レス) id: 6a76373744 (このIDを非表示/違反報告)
３ - あのぅ……紅蓮ちゃんの文スト世界にいた頃を書いて頂きたいです！ (2月21日 22時) (レス) id: e5dd671507 (このIDを非表示/違反報告)
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