504話 ページ34
陽月side
この阿保は何を言っているんだろうねぇ？
私が、そんなに簡単に堕ちるとでも？ふふっ、いっそ笑えてくるね(無表情)
あぁ、確かに私はかつて闇の道を選んだ
この手をひたすらに汚してきたさ
私は誰よりもヴィランになり得る、そこは否定しないよ
…でも、お前らに私のなにが分かる？
お前らごときの物差しで、私を測ろうなどと思うなよ
まぁいい、ここまで来たんだ。その戯れ言を聞いてやるよ
記者《紅蓮さんは体育祭でも優秀さを見せ、またヒーローとしての未来を非常に期待されています
噂では政府からあのヒーロー殺しの更正を頼まれたのだとか
そんな彼女がヴィラン側へ拐かされたとなれば、脅威となり得ます》
ふぅん、良く調べてる方だね
だがそれで？そのどこに、私が堕ちる要素が？
全く、……目先の情報に惑わされるのは、人間の悪いところだね
特に現代はネットがある
真偽を見極める能力が欠落しがちだ
まぁ、真偽を確かめる事すらどうでもいいんだろうけど
記者《それに、紅蓮さんの両親はあの紅狼と朧狐……
ヒーローへの不信感を煽る事になると思いますが？》
私や、両親の事を知っている奴らなら、こんな情報には惑わされんよ
私を、私の親を、あまりナメないで貰いたいね
あぁ、言っておくけれど、私が何もしないとは思わないことだ
今回の襲撃に関しても。＿＿＿お前に関しても
だって、結局のところ私が救けたいのって、そう思った人間だけなんだから
いやまぁ、ヒーローとしても、別に救助対象ではあるよ？でも
こんだけ貶してくれたんだから、その点に関しては、敵、だよね
報復？いやいや、ただの戯れだ
だって、フィクションなんだから
彼らにとって私や、この事件は、画面の向こう側の出来事でしか無い
本を眺めるのは戯れだ。趣味であれ、なんであれ、所詮戯れの域
そう、扱っているんだから、戯れなの
ならさ、戯れの存在が、フィクションの存在が少し騒いだところで、戯れだろう？
だから、さ、存分に た わ む れ よ う＿＿＿＿な？
◆＊流石に目に余る。ちょっと頼んでもいい？＊◆
◆＊うん、いいよ。わたしも、これは、許せない＊◆
◆＊ありがと＊◆
◆＊ううん、全然。敵には容赦ないもんね＊◆
◆＊勿論、聖人なんてごめんだ。
死なない程度に、けど傷はしっかり残るように、社会的に嬲ろうか。個人的な私刑だもの＊◆
＿＿頼りになる同級生だね、フフ
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琥珀 - ヴィランズと一緒に文ストか鬼滅の世界に行って欲しいです (2022年3月23日 23時) (
レス) @page35 id: c7d9065f1d (このIDを非表示/違反報告)
月乃派 - Ｂ組の一日教師をやってください (2021年11月22日 18時) (レス) @page21 id: 2fabf89436 (このIDを非表示/違反報告)
零月 - ☆ねこ☆ねこ☆さん» 趣味が合うようですねぇ…私もこういう夢主大好きです(^^) (2021年7月29日 19時) (レス) id: e13128236a (このIDを非表示/違反報告)
☆ねこ☆ねこ☆ - 陽月ちゃんがカッコいいんですが・・・こういう夢主私だいっっすきです！！そら、大好きにもなるわ (2021年7月28日 22時) (レス) id: 1b5a174a77 (このIDを非表示/違反報告)
零月 - 雨色の水滴さん» 皆陽月ちゃんが大好きですからね(⌒‐⌒)心の声は恐らくアレの五倍くらいはヤバいかも… (2021年7月27日 19時) (レス) id: e13128236a (このIDを非表示/違反報告)
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