【番外編ー続きー】 ページ3
陽月side
で、私の家にきた
私の家はまぁ広めの至って普通の住宅だよ。少なくとも外見は
一応、もしものために別の家は用意してあるけどね
葉隠「ここ？綺麗な家だね」
切島「てか、“仕事”って？」
『……直ぐに分かるよ』
家は二階建てで
一階と二階は過ごしやすいようにしてるよ
ただし、私の“アジト”はここじゃない
相澤「だがここだと狭くないか？」
『こっちですよ。“仕事”の方は』
そう言ってなんの変哲もない壁の一ヶ所を押し
フローリングの板の一枚を践む
すると、チェストが動いて、そこに地下への階段が出来る
芦戸「隠し通路！？カッコいい！」
『因みにスイッチは他にもあって
日によってスイッチの正しい組合わせは変わるよ』
通路へのスイッチが一つだけなんて
そんな真似するわけないでしょ？
はしゃぐ皆をよそに地下へ降りていく
地下は上よりもずっっっと広くて、いろんな部屋がある
その中でも基本的に使ってる広めの部屋に来た
部屋は全部鍵がかかってるよ
指紋認証、生体認証、虹彩認証、暗数字、合言葉
それらをランダムで日ごとに変えてる
念には念を…ね？乱歩さんでも読めないようにしてある
『大人しくしててね』
皆が入ったところで
部屋の奥にあるモニター付きパソコンに向かって座る
そして部屋の鍵を閉めて鍵を変える
あとは“仕事”の時間だ
『私はこの奥にいるから、何かあればそこのベル鳴らして』
そう言って奥の“実験室”に入り
いつものように、始める
白衣を羽織ってゴーグルをかけ
……“毒”の調合を、始めよう
今回作るのは“拷問用”の毒だ
死なないギリギリのラインを見極めないとね
だって、この世界の私は情報屋であり殺し屋なんだから
￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣
￣￣
暫く調合を続けて、時間が経ったのを確認する
戻ってからまた続きをやればいいしね
白衣を脱いで部屋に戻るか
もうそろそろ今日の仕事だから
ｶﾞﾁｬｯ
『私の家はどう？』
耳郎「面白い本とかあって良いね
………ただ、物騒なの多くない？」
あぁ、そりゃそうだよ
そういうことをやってるんだから
そんな皆を見ながら
気持ちを切り替えてパソコン前に座る
さぁ、お前らから“夜明け”を奪ってやる
永遠に覚めぬ宵闇に招待だ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 186人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
琥珀 - ヴィランズと一緒に文ストか鬼滅の世界に行って欲しいです (2022年3月23日 23時) (
レス) @page35 id: c7d9065f1d (このIDを非表示/違反報告)
月乃派 - Ｂ組の一日教師をやってください (2021年11月22日 18時) (レス) @page21 id: 2fabf89436 (このIDを非表示/違反報告)
零月 - ☆ねこ☆ねこ☆さん» 趣味が合うようですねぇ…私もこういう夢主大好きです(^^) (2021年7月29日 19時) (レス) id: e13128236a (このIDを非表示/違反報告)
☆ねこ☆ねこ☆ - 陽月ちゃんがカッコいいんですが・・・こういう夢主私だいっっすきです！！そら、大好きにもなるわ (2021年7月28日 22時) (レス) id: 1b5a174a77 (このIDを非表示/違反報告)
零月 - 雨色の水滴さん» 皆陽月ちゃんが大好きですからね(⌒‐⌒)心の声は恐らくアレの五倍くらいはヤバいかも… (2021年7月27日 19時) (レス) id: e13128236a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
