495話 ページ19
陽月side
刀の手入れを続けながら会話を続けるけど…
君らさ、私を舐めすぎじゃない？
『あのねぇ、“敵”ならこんな風に寛ぐかい？』
荼毘「あり得ねぇだろ」
『そ。だから今の私は“ただの”紅蓮陽月だよ』
これで分かってくれたかな？
面倒な説明はあまりしたくないね
引石「…成る程、気に入るわけね」
『はは、嬉しいね。まぁ第一“敵”なら…』
_____ﾎﾟﾂｯ
黒霧「？雨……？……！？」
『――…こうしてる』
私が【個性】を発動したことで
室内にも関わらず“雨”が降った
本当に弱い、ポツリポツリとした雨
細の雨が、柔く、ソっと、悟らせることなく首に手を掛ける
その雨粒に皆が触れた瞬間……彼らは動かなくなった
否、“動けなくなった”
伊口「なっ、動かねっ」
『………【停止の雨】。私の【個性】だ。雨粒に触れた者の動きを一切封じる』
これは、いつかの日に煉獄さんと蜜璃ちゃんから聞いた血鬼術
これもまた中々に強い術だ
“雨粒”を避けるなんて、並みでは叶わない
私でも厳しいかな。この稀血でどうにかなるものでも無さそうだし、いやぁ厄介
『後は斬るなり気絶させるなり好きにすればいい話。それをしないのがどういう意味か…分かるよね？』ﾊﾟﾁﾝｯ
そして、【個性】を解除した
殺そうと思えば殺せる。生け捕りも同様だ
私は彼らを相手にして、それを選択できる程度の余裕はある
本気になれば、まぁ、いかようにでも
ふふ、鬼狩り、殺し屋、どちらにしても一応プロなんだ
悪いけど。いくら君らに信念があろうが、力があろうが、知略を張り巡らそうが、私はどれにでも対応するよ
最後には必ず、私が勝つ
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琥珀 - ヴィランズと一緒に文ストか鬼滅の世界に行って欲しいです (2022年3月23日 23時) (
レス) @page35 id: c7d9065f1d (このIDを非表示/違反報告)
月乃派 - Ｂ組の一日教師をやってください (2021年11月22日 18時) (レス) @page21 id: 2fabf89436 (このIDを非表示/違反報告)
零月 - ☆ねこ☆ねこ☆さん» 趣味が合うようですねぇ…私もこういう夢主大好きです(^^) (2021年7月29日 19時) (レス) id: e13128236a (このIDを非表示/違反報告)
☆ねこ☆ねこ☆ - 陽月ちゃんがカッコいいんですが・・・こういう夢主私だいっっすきです！！そら、大好きにもなるわ (2021年7月28日 22時) (レス) id: 1b5a174a77 (このIDを非表示/違反報告)
零月 - 雨色の水滴さん» 皆陽月ちゃんが大好きですからね(⌒‐⌒)心の声は恐らくアレの五倍くらいはヤバいかも… (2021年7月27日 19時) (レス) id: e13128236a (このIDを非表示/違反報告)
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