【番外編ー続きー】 ページ14
鷹見side
『大丈夫。肩の力を抜いていこう』
シャハルは優しい表情をすると
そう言って微笑んだ
すると不思議と緊張が和らいだ
鷹見「…ありがとう、ございます…」
『ふふ。さ、始めようか』
一瞬で距離を取ったかと思うと
戦闘が始まった
勝てるとは初めから思ってない
でも、折角憧れのヒーローと戦えるんだ
今の俺の出来ること
ﾊﾞｻｯ
緑谷「ｯ速い！後ろを取った！」
―――…全部見せる！
『速いね。将来が楽しみだ。けど…』
ｶﾞﾝｯ！
鷹見「ｯ…！」
『もう少し、速くなろうか』
【剛翼】で一つの剣のようにして
後ろから切りかかった
けど、スレスレで避けられてしまい
蹴りを入れられてしまった
羽根でなんとか防げたけど、めっちゃ吹っ飛ばされたし…
【個性】無しでなんて力だ
ｸﾞｲｯ ﾀﾞﾝｯ！
鷹見「！？ぐｯ」
『私の勝ち…だね』
なんて思っていたら、いつの間にか押さえ付けられていた
鷹見「…やっぱり強いですね…」
『No.2としての責任があるからね。強く無いと何にも出来ない』
そう言って、シャハルは拘束を解いた
シャハルは今年で２１だそうだ
その背に、一体どれだけのものを背負っているのか
俺には検討もつかない
『鷹見君は、自分の良さを伸ばすと良いよ
その速さは君の持ち味だ。もっと速くなれるよ』
俺にアドバイスをしてエンデヴァーとミルコに任せた後
シャハルはまた戦闘を始めようとしていた
凄いな……俺もこうなりたい……
相澤「…緑谷もそうだが、お前も“憧れ”が強さになってる」
鷹見「？相澤先生？」
何を思ったのか、相澤先生が俺に話し掛けてきた
相澤「だがその“憧れ”が先に立ちすぎてる
もっと“自分”と向き合え」
鷹見「憧れが…先に立ちすぎてる……」
その言葉を頭の中で反芻させながら
戦闘を続けるシャハルを眺めた
太陽のような強さと、月のような穏やかさ
それを体現させたような存在である彼女は
日輪そのもののような輝きがある
…何か、見えてないものがあるのかな…
一回考えてみるか
先生が何か言うって事は
何か俺に問題があるって事だし
どうせ直ぐに答えが出るもんじゃないからね
…………あ、爆豪君がめっちゃ怒られてる←
………美人が怒ると怖い←
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琥珀 - ヴィランズと一緒に文ストか鬼滅の世界に行って欲しいです (2022年3月23日 23時) (
レス) @page35 id: c7d9065f1d (このIDを非表示/違反報告)
月乃派 - Ｂ組の一日教師をやってください (2021年11月22日 18時) (レス) @page21 id: 2fabf89436 (このIDを非表示/違反報告)
零月 - ☆ねこ☆ねこ☆さん» 趣味が合うようですねぇ…私もこういう夢主大好きです(^^) (2021年7月29日 19時) (レス) id: e13128236a (このIDを非表示/違反報告)
☆ねこ☆ねこ☆ - 陽月ちゃんがカッコいいんですが・・・こういう夢主私だいっっすきです！！そら、大好きにもなるわ (2021年7月28日 22時) (レス) id: 1b5a174a77 (このIDを非表示/違反報告)
零月 - 雨色の水滴さん» 皆陽月ちゃんが大好きですからね(⌒‐⌒)心の声は恐らくアレの五倍くらいはヤバいかも… (2021年7月27日 19時) (レス) id: e13128236a (このIDを非表示/違反報告)
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