366話 ページ3
陽月side
峰田《奥まで逃げたのも、ぶちまけた弱音も！あんたの嗜虐心煽ってここまで引っ張ってきたのも！
全部かっけぇ男になる為なんだよなぁ！》
ｸｽｯ
『そう、それで良いんだよ。』
分かってしまったら
諦めたくないと思ってしまったら
意地でも壁を乗り越えられるんだから！
ヒーローの素質とは、圧倒的な力でも、並外れた頭脳でも、真っ直ぐな正義感でもない
＿＿＿＿目の前に壁が立ちはだかった時、自身の無力感に苛まれながらも足掻き続け、一途にその先を求められる事だ
転んでもひたすらに
打ちのめされてもひたむきに
傷付いてもがむしゃらに
失っても真っ直ぐに
狂気的なくらいに夢を追い続けられる奴こそ、ヒーローの素質を抱くのさ
彼＿＿＿＿峰田 実は、それが出来る奴
私が、確かに此処1年A組の一人であると認めた、有望な未来ある少年だ
ミッドナイト《手の内ってこと？いいよ、させたげない！》
峰田が範太君のテープで鼻と口を覆った
峰田《ふぁんふぁふぉはほひほほへははひはふぇ！(あんたの香りもこれなら効かねぇ！)》
ミッドナイト《！(瀬呂君のテープ！)そんな窒息状態で戦えるのかしら！？》
ﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟ
ミッドナイト《！？》
峰田《(戦う必要はねぇ…何故ならオイラの必殺技は…既に決まっているのだから！)》
グレープラッシュ!!
ミッドナイト《ｯ……すごいじゃん。》
緑谷「ゲートから離れたところに張り付けたことで眠り香が届かないように…！」
リカバリーガール「器用な子だね…すっかり騙されちまったよ私ァ…！」
ね？言ったでしょう？
『"モテたい"も突き詰めれば見据える目標だ。キッカケなんて何でも良い、その先で何を見るかが大事なんだからさ』
峰田《おい瀬呂！お前がオイラのこと庇ったりしなけりゃこんな面倒無かったのによ…
今回ばかりはおっパイはお預けだぜ》
やっぱ揺るぎないな←
まぁ……それで良いよ君は((笑
そんな君だからこそ、私は、「あぁ、いいヒーローになるな」と、そう思ったんだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 186人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
茨の谷の第二王子 - 番外編の幼児化+半猫化で夢主ちゃん尻尾を揺らしてますけど、猫が尻尾を揺らす意味は《怒り》《警戒》などの兎に角不機嫌な時ですよー (2022年3月2日 17時) (
レス) @page33 id: 436e3086c5 (このIDを非表示/違反報告)
茨の谷の第二王子 - 途中に夢主ちゃんから妓夫太郎出たの気のせいですか？ (2022年3月2日 17時) (レス) @page26 id: 436e3086c5 (このIDを非表示/違反報告)
澪(プロフ) - 天弦ではなく天元ですよ (2020年8月28日 12時) (レス) id: adb4b6099f (このIDを非表示/違反報告)
零月 - ツユさん» あ、それなら書けます！絶対書きますね！ (2020年8月6日 18時) (レス) id: e13128236a (このIDを非表示/違反報告)
ツユ - 文ストと夢主の絡みも見てみたいなぁ。 (2020年8月6日 16時) (レス) id: e8a6e6b6b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
