彼女のひみつ（獄都事変）

２０話 ページ21

キノの合図と共にザキが動き出す
先手必勝ってか？
うわ、金棒じゃん！
やばいやばいやばいやばい！俺死ぬぞ！←
ま、避けれるけどｗ←

裂「ちっ」
『おー床へこんだ〜』

あ、舌打ちした
本気で来てるなこりゃ
それに破壊力ヤバいな
一瞬で砕けそう
あ、またきた
切り替え早い！
そして避ける！←
これ逃げてるわけじゃないよ？
ちゃんと勝負してるよ？
２・３回避ける
キノのとこには新しいやつが４人
キリ、サエ、ガミ、ヒラだ
いつの間に…
もうそろそろ仕掛けるか
ザキが金棒で俺を殴る
俺はそれを受けた
その時外套に手を伸ばした
俺の武器“扇”をつかんだ

がっしゃあああああん！！！！

俺は転がって鍛練室の壁に当たった
うん、そこまで痛くない
煙幕が出てる
読みどうりだ
俺はザキの後ろ辺りにいく
煙幕が出てるから誰も見えてない
もちろん俺も見えない

裂「ふん、こんなものか」
疫「お疲れ、谷裂、Aさん」
舌「いや、まだだよ」

俺はジャンプして煙幕から出た
ちょうどザキの後ろだった
まだこっち見てない
チャンス！
俺は思い切って上からザキを“あおぐ”
煙幕が消え、ザキは反対側の壁に当たった
すぐ立とうとしたが俺の方が速かった
俺はザキを捕らえてた
これって床ドンじゃね？←
それを無視して殴ろうと拳を握った
ザキはやられる！っと思ったのか目をつぶった

『テイッ☆』
裂「いっ！？」

俺はデコピンをした
ザキは思ってもみなかった痛みにビックリしてるようだ

舌「はい、そこまで〜」

キノの言葉でザキを解放する
が、ザキがなかなかたたない
服についた埃をとってザキに手を伸ばした
ザキは手を取ってくれた
これは進歩したな

『確認するまで油断しちゃいけんぞ〜』
裂「…はい！」

俺はキノたちの方へ行った
キリとヒラに捕まった

斬「今度は俺と勝負してください！」
腹「あ！斬島ずるい！俺も俺も！」
『いいぜ！でも今日はあと一人！』
腹「えぇー！！」
『文句言わない』
腹「はい」

体が動けたし、大丈夫そうだ
でも、スタミナのことも考えてあと一人が限界だった

舌「さすがAさん、油断もスキもないね」
『最後まで諦めないやつが勝つことだってあるんだよ
　またやるか？(ﾆﾔｯ』
舌「ん〜、今度で」
『ちぇ、つまんないやつ』
舌「あはは〜」

昔、こいつを鍛えたの思い出したわ
泣くまでやっとったな〜
あの頃はかわいかった
今ではこんな大人に…

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