No.6 ページ7
あ「あー腹減った。俺、狩ってくるわ。」
金「う、うん・・・。ぼ、僕はお腹空いてないからいらない。」
あ「そう?ん、分かった。・・・あ、そうだ。俺、平日は学校でいないから、研くんは「あんていく」で仕事しなよ?」
金「仕事?」
あ「だって、大学毎日はいかないでしょ?それに、多分行かないとだめだと思うし。防犯上いいしね。」
金「そうなんだ・・・。」
あ「あ、あと・・・。」
Aくんが窓の縁に腰掛け、ベッドの指差した。
あ「ベッド半分だから。」
金「へ・・・!?」
あ「半分、空けておいてね。」
金「は・・・はい。」
あ「多分帰るの夜中だから、ここの窓の鍵だけ開けておいて。じゃあ。」シュッ!
金「行っちゃった・・・。」
半分か・・・。寝返り、うてないな。
・
・
ーとある商店街にてー
あ「相変わらず、ここはうるさい。」
駅前のこの町は夜になると一層華やかになる。
俺は縄張りとか持たないけど、ここはよく喰いに来る場所だ。
なぜなら若者が多いから。
特に、筋肉が引き締まった俺ぐらいの歳の少年少女が1番いいが、あまり喰いすぎると俺の学校のやつまで喰いそうのなるので月に1度ぐらいしか喰わないようにしている。
そして、今日は前から決めていた特別な日。
赤いマフラーで口元を隠すが、口の中はよだれが大量発生していてヤバイ。
あ「今日は少年がいいな・・・。」
人間を喰いに行くとき、自分でも思うが性格が変わってしまう。
ま、それはどうでもいい。
あ「・・・見つけた。」ニヤッ
3人組で歩いている、普通の男子高校生たち。
その中の真ん中の奴は肉が締まっていて美味そうだ。
俺は包帯(マスク)を顔に巻きつけ、足音を立てないよう、十分に近づき声をかけた。
あ「ね、この中で1番美味いの・・・誰?」
男少「美味そうなの・・・?意味分からないんですけど。ってか顔ww(包帯ぐるぐる巻きじゃんw)」クスクス
あ「だーかーらー、この中で1番美味そうな肉持ってるの誰って聞いてんの。」
男少「は?・・・・・・お、お前・・・・・・もしかして・・・・・・!!?」
・
・
あ「そう、喰種。どう、当たった?」
男少「ひっ!!?う、うわぁああああああ・・・・・・。」
あ「ん、うま。」
残りの奴等が泣き叫びながら逃げていく。
あ「人間、弱っw」
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サクサク(プロフ) - 梨桜さん» おお、お願いします!是非是非!! (2015年3月30日 12時) (レス) id: c4801f3c30 (このIDを非表示/違反報告)
梨桜 - 友達募集中やったらなりませんか?イメ画書けたら書きますので……(=´∀`)人(´∀`=) (2015年3月30日 12時) (レス) id: 28d8ee59da (このIDを非表示/違反報告)
サクサク(プロフ) - 日本茶さん» うん、頑張る!待っててよ!! (2014年11月20日 18時) (レス) id: 76d34f6bf8 (このIDを非表示/違反報告)
日本茶 - 受験大変だと思うけど、頑張ってな! (2014年11月19日 22時) (レス) id: 05d2f106a2 (このIDを非表示/違反報告)
日本茶 - 夢主かっこいーわ!続き待ってまーす! (2014年11月19日 22時) (レス) id: 05d2f106a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サクサク | 作者ホームページ:
作成日時:2014年7月26日 11時