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No.46 ページ48

ー小宮sideー


俺と桜木さんは、講習会が終わり、市街地をパトロールしていた。



桜「どうしたんだ?珍しくカッとなって。」

小「桜木上官の話を聞いていない生徒がいて注意したくなったからです。」

桜「まあ、俺の話がつまんなかったからさ、はは。」

小「そ、そんなことはありません!!上官のお話はとても立派で分かりやすかったと思います!!」

桜「そ、そう?」

小「そうです!!」コクコク

桜「そ、そうか。・・・あそこにスタンドがある。何がいい?」


上官が軽食などを売っているスタンドを指差し、俺に問いかける。

小「私が・・・桜「いいから。」


小「じゃ、じゃあ・・・ホットコーヒーで。」

桜「遠慮しなくていいのに。」

小「いえ、ホットコーヒーが好きなので。」

桜「分かったよ。・・・そこら辺のベンチでも座っててくれ。」

小「はい。」





俺は桜木さんの言うとおり、ベンチに座る。


今はPM.5:00。


制服姿のカップルなどがベンチで他愛のない会話で楽しんでいる。


そういえば、俺も彼女いたっけ。

アカデミー行くことになって別れちゃったけど・・・。


桜木上官は子供がいるらしい。

俺達は命がけで戦っているが、それを支える奥さんもとても強いお方なのだと思う。

俺にも家族と呼べるものが築けるのだろうか・・・。









『こんにちは。お迎えにあがりました。』




ふと意味の分からない声が聞こえた気がした。




『無視、ですか?あなたに言っているのですよ?』


まただ。俺にか?


小「何だ?俺に用か?」


俺は馬鹿げながら振り返る。

どうせ、子供の悪戯だろう。




あ「先ほどお会いしましたね、小宮さん。」


俺の視界に飛びこんだのは、赤いマフラーと顔に包帯を巻いた青年・・・いや、今日講習会であった神楽という少年だった。


小「お、お前・・・まさか・・・。」


あ「勘、当たりましたね。」




小「そんな、まさか・・・!!



 隻眼の喰種、「赤マフ」だったとは・・・。」





あ「どうしました?腰、抜かしました?」

小「あ・・・あ・・・・っ・・・!!」









母さん、俺も母さんのとこへ行くみたいです。

父さん、俺が死んでも悲しんでくれないんだろうな。





























桜木上官、あなたにはまだ教わることが沢山ありました。



小「まだ・・・死にたくな・・・・・・。」


あ「さようなら、小宮さん。」


















ザシュッ!!

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サクサク(プロフ) - 梨桜さん» おお、お願いします!是非是非!! (2015年3月30日 12時) (レス) id: c4801f3c30 (このIDを非表示/違反報告)
梨桜 - 友達募集中やったらなりませんか?イメ画書けたら書きますので……(=´∀`)人(´∀`=) (2015年3月30日 12時) (レス) id: 28d8ee59da (このIDを非表示/違反報告)
サクサク(プロフ) - 日本茶さん» うん、頑張る!待っててよ!! (2014年11月20日 18時) (レス) id: 76d34f6bf8 (このIDを非表示/違反報告)
日本茶 - 受験大変だと思うけど、頑張ってな! (2014年11月19日 22時) (レス) id: 05d2f106a2 (このIDを非表示/違反報告)
日本茶 - 夢主かっこいーわ!続き待ってまーす! (2014年11月19日 22時) (レス) id: 05d2f106a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サクサク | 作者ホームページ:   
作成日時:2014年7月26日 11時

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