【東京喰種】孤高の殺人者【男主】

No.43 ページ45

そして、１〜４時間目、昼休みが終わり、５時間目が来た。←飛ばしました〜汗



あ「(尻痛い・・・。)」


体育館の床って冷たくて痛いよな。

骨がゴリゴリする。


俺の後ろの後ろ、の航はソワソワしてまるで犬みたいだ。

尻尾を振って、ご主人様を待っているかのような・・・。



司「静かにしてください。」


司会の生徒が壇上に上がり、生徒達を静かにさせる。


司「今日はＣＧＧの桜木さんと小宮さんに講習会を開いていただきます。最後までしっかりと聞きましょう。では、桜木さん、小宮さん、お願いします。」


みなの拍手の中、現れたのは、どちらも体格のいい男達だ。



桜「ほらあれ！右が俺の親父！」

あ「ん？」


あ、似てる。

肩幅から顔の輪郭が瓜二つ。

まさに、航の大人の想像図。


桜父「こんにちは。桜木です。」

小「小宮です。」


どうやら航の父親が上司らしい。

小宮という奴は一歩引いて立っている。


桜父「今日は、喰種について。そして、喰種に襲われないように心がけること、を重点的にお話します。」


そりゃーどうも。


桜父「本題に入る前に、私達の仕事は・・・分かりますよね？」

「「はい！」」

桜父「私達、ＣＣＧは人間を食料とする喰種を退治するための機関です。そこで、私達が普段戦っている喰種とは、どういう生き物なのかを今から教えていきたいと思います。


　 まずは、これ。」



と言い、スキャナーで投影した画面が映し出したのは絵で書いた喰種。

しかし、見た目は人間そのものだ。

桜父「喰種は人間と同じ姿をしています。それは皆さんもよくご存知ですよね？それが、１番厄介なところです。そして、喰種は運動能力が私達より遥かによく、危険な存在です。」


まあ、当たり前。

人間喰うんだもん。

かっこよくなくちゃーあ。

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