【東京喰種】孤高の殺人者【男主】

No.39 ページ41

トーカと月山の激しい攻防が続く。


ってか、どうしよ。

動けない・・・。



意識が朦朧としてきた。

死ぬ？

俺が？？


クソくらえ・・・だし。



金「Aくん！！」

あ「ああ・・・、研くん・・・。」

金「傷が・・・！！」

あ「大丈夫・・・ゴボッ！！」


口から血液が湧き上がって来る。



金「・・・ぼ、僕の肉を食べてよ・・・。」

あ「はっ・・・？」

金「僕も半分は人間だから、もしかしたらと思って・・・。」

あ「い、いいのか・・・？」

金「うん！！」





研くんが服から肩を出す。



あ「じゃあっ・・・いただきまーす・・・。」カブッ！！



グチュ・・・ズル・・・。

金「・・・っ！！」



月「な、何をっ！！それ(カネキ)は僕のだああああっ！！」

月山が絶叫する。



・









：








あ「は、お前のじゃねーよ。」

金「Aくん・・・！」

あ「ありがとう。助かった。」

金「うんっ・・・！」



俺は赫子を出し、月山を睨みつける。


ト「A！」

あ「ありがとうトーカ。後は俺がやるから。」

ト「ったく、いいとこ取りかよ・・・。」

あ「でも・・・感謝してる。」

ト「な///」





月「回復したところで結果は同じさ。」

あ「さあどうかな。やってみなきゃわかんねーよっ！！」



俺は飛び出し、月山の身体に強烈な蹴りをいれる。


月「ぐっ・・・、さすがだね。」

あ「さすがぁー？・・・何が？」








ザシュッ！！



俺はとどめをさす。


二度と起き上がれないように。




・









・







あ「生きたきゃー、自分の肉でも喰っとけ。」

No.40→←No.38

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す