No.18 ページ20
ー次の日ー
今日僕は・・・久しぶりに大学に行くことにした。
あ「え、大丈夫なの！？」
昨夜、Aくんに伝えたら凄く心配された。
金「うん。このまま行かないのもあれだし・・・。」
あ「ほ、本当に大丈夫なの！！？」
説得するのにかなり大変だった・・・。
僕は授業が始まるまで時間があるのでベンチに座って古武術の本を読む。
最近Aくんに内緒でトーカちゃんと秘密？の特訓をしている。
さすがにもう指を折られたくないので、強くなろうと一応勉強中だ。
金「・・・美味しくないな。」
僕は売店で買ったコーヒーを一口飲む。
カツン＿＿＿＿＿＿＿＿。
僕の目の前に派手な服を着た月山さんがいる。
月「やあ。」
金「あ・・・どうも。」
月「席、いいかな？」
金「あ・・・どうぞ。」
月山さんが僕の反対側のベンチに座る。
金「あの、月山さん。どうして上井に？」
月「君に会いに。・・・だとしたらどう？」
金「え？いや・・・どうでしょう・・・。(怖いです。)」
この人が美食家・・・。
トーカーちゃんやAくん曰く、２０区の厄介者・・・。
金「(何で僕に近づいて来たんだろう・・・。)」
月「格闘技の本かい？」
金「あ、はい。」
月「ふぅん。意外な趣味だね。てっきり君は文学的な本を読むのかと思ったけど。」
金「いつもはそういうのばっかですよ？けど、最近これに興味がありまして・・・。」
月「格闘技に？」
金「はい。世の中物騒ですから。」
月「そうか、自分の護身用って訳だね。」
金「そうなんです。」
月「君は高槻を読むんだって？「あんていく」の常連から聞いたよ。」
金「あ・・・はい。文体は繊細だけど芯には力強さもあって掴みどころのない作風がすごく惹きつけられるんです。」
月「僕もああいう作風が好きなんだ。・・・そうか、高槻ね。」
金「？」
月「僕のお気に入りのカフェがあるんだけど、そこのカフェのオーナーが本好きで店内もとてもオシャレなんだ。」
金「へえ。」
月「噂によると高槻さんもそこに来るらしいよ。」
金「え！？本当ですか！？」
月「ああ！よかったら今度一緒に行かないかい？」
金「ええと・・・。」
何か企んでそうな気が・・・。
月「そんなに僕のこと信じられないのかな？僕、この性格だからどうしても勘違いされてしまうんだ。」
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サクサク(プロフ) - 梨桜さん» おお、お願いします！是非是非！！ (2015年3月30日 12時) (
レス) id: c4801f3c30 (このIDを非表示/違反報告)
梨桜 - 友達募集中やったらなりませんか？イメ画書けたら書きますので……(=´∀｀)人(´∀｀=) (2015年3月30日 12時) (レス) id: 28d8ee59da (このIDを非表示/違反報告)
サクサク(プロフ) - 日本茶さん» うん、頑張る！待っててよ！！ (2014年11月20日 18時) (レス) id: 76d34f6bf8 (このIDを非表示/違反報告)
日本茶 - 受験大変だと思うけど、頑張ってな！ (2014年11月19日 22時) (レス) id: 05d2f106a2 (このIDを非表示/違反報告)
日本茶 - 夢主かっこいーわ！続き待ってまーす！ (2014年11月19日 22時) (レス) id: 05d2f106a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクサク | 作者ホームページ：
作成日時：2014年7月26日 11時
