【東京喰種】孤高の殺人者【男主】

No.14 ページ16

あ「いらっしゃいませー！・・・はい、エスプレッソですね。少々お待ちください。」

女「は、はい///」




金「トーカちゃん。」

ト「何？」

金「何かAくん、別人みたい。」

ト「ま、仕事だからしょうがないんじゃないの？あいつ、世に言うイケメンで、そのおかげで女性客が多いんだけど。」

金「へえー。けど、やけにお客さん多いね。」

ト「今日金曜日だからな。」

金「？」

ト「あいつ、「あんていく」の隅にあったピアノで毎週金曜日にピアノを弾くんだよ。リクエストした曲とか弾いてくれるらしいし。誕生日の客がよく来るんだ。」

金「そうなんだ。何でも出来るんだね。」

ト「まあな。」






俺は客にエスプレッソと誕生日スペシャルパンケーキを運ぶ。



その客は若い高校生２人組で、片方の子は先週、俺に頼みごとをしに訪れていた。



あ「エスプレッソとお誕生日のお客様にスペシャルパンケーキです。」

女２「わあっ！ありがとうございます！」

あ「お誕生日おめでとう。」ニコッ



俺の満面の笑顔で２人は顔を赤らめる。



女１「あ、あの！」

あ「はい。分かりました。只今ご用意いたしますね。」

女１「はい。お願いします。」

女２「？ どうしたの？」

女１「何でもないよ！ほら、見てウサギのラテアート！」

女２「あ、ほんと！！」






あ「好評みたいだよ、トーカ。」

ト「う、うるせぇ！早く用意したら？」

あ「うん、そうする。」

ト「ったく・・・///」

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