【オリジナル】あんた/貴様にとって俺はどんな存在？【男主】 (ページ6)

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＃４ページ6

タッタッタッタッ＿＿＿＿

あ「・・・。」

光「な、なんだよ！！」

あ「いやぁ～、ずっと家に引きこもってた奴にしては走れるなぁ～っと思って。」

光「小学生にのとき親にいろいろスポーツやらされてたから。」

あ「ふーん。じゃあ、もっとスピード上げるぞ。」

光「どこ行くんだよ！？」

あ「携帯ショップ。」

光「は？携帯ショップ！？」

あ「だって携帯端末変えて偽名使わないと追っ手に見つかるじゃん。」

光「あー、そうか。」

あ「名前、考えておけよ。」

光「ああ・・・。」

あ「ねえ。」

少年がまた問いかけてきた。

あ「俺、生きてんのかな？」

光「は！？何言ってんの！？」

あ「あ、いや・・・、何でもない・・・。」

初めてみた。

少年が苦い顔をしているのを。

光「なぁ。」

あ「ん？」

光「貴様の名前・・・。早く名乗れ。」

あ「あー、名前？言わない。ってか言えない。」

光「あっそ。」

あ「あ、珍しく素直だね、あんた。」

光「うっせぇーょ///！！」

あ「名前・・・、白狼・・・。」

光「白狼・・・？何、コードネーム？」

あ「まぁ。(まだあの名前は教える必要はない・・・。)」

光「ダサっ。」

あ「ダサい！？」

光「めちゃくちゃダサい。」

あ「何か傷つく。傷つくよ、光君！」

光「あっさ～・・・、俺のこと光って読んでよ・・・。」

あ「何で？」

光「君とか恥ずいじゃん・・・。」

あ「恥ずかしいね～、うんじゃあそう呼ばさせてもらう。」

光「おぅ。」

すると白狼がいきなり体を丸めて笑いだした。

光「な、何だよ！！」

あ「いや、光も恥ずかしいって感情あるんだーって思って！」

光「へ・・・？(何コイツ・・・。感情とか、笑うのも感情だろ？変なヤツ・・・。)」

あ「ほら、先急ぐぞ。」

光「遅くしたのは貴様だろ！」

あ「あははははー。」

ホントになんなんだコイツ・・・。

愉快なヤツかと思えばなぜかと暗いし・・・。

＿＿＿本当にこんなヤツに着いていっても大丈夫なのか？