【オリジナル】あんた/貴様にとって俺はどんな存在？【男主】 (ページ14)

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＃１２ページ14

俺は着ていたジャージを白狼のわき腹に当て、背負い白狼のアジトまで全力疾走する。

光「ふざけんなよ・・・、かっこつけやがって。」

あ「かっこなんかつけて・・・なぃ・・・よ。」

光「い、今のは俺の独り言！貴様は黙ってろ！」

あ「う・・・ん。そうする・・・。」

白狼の力のない声が俺に不安を募らせる。

見知らぬとこに連れてきやがって死なれたら俺はどう生きてけばいいんだ！！

そんなんじゃ困るんだよ！！

光「(このクソ白狼め！！)」

心の中で愚痴っていたら白狼のアジトへ着いた。

光「はぁっ、はぁっ・・・。やっと着いた・・・。」

一応、ベッドに寝かせる・・・いや待てよ、こいつ潔癖症なんだ。

俺は、仕事で使うのか知らねぇーけど、そこら辺に畳んであったビニールシートをベッドにひき、その上に白狼を横たわらせた。

光「よし、治療するぞ。」

あ「俺を実験・・・体にするつも・・・りｗ？」

光「俺だって昔は医学コースのエリート様だったからな。弾が体の中に残ってなければ処置はできる。幸運に、内臓が集まってるとこには当たってないし。」

あ「あ、そう・・・なの？優しく・・・して？」

光「はっ、キモいこと言うなよ///！！とにかく麻酔っていうもんはないから覚悟するんだな。俺も出来るだけ手短に終わらすから。」

あ「そぅ、よろしくね。」

俺は自信満々に答える。

光「おう、俺に任せろ！」