No.03 ページ5
あ「人間じゃない・・・。」
秀「・・・・・・。」
?「白煉教授、坂本教授からお電話です。」
白衣を着た若い女が入って来た。
秀「分かった。・・・清水くん、頼み事があるんだが・・・。」
清「何でしょう?」
秀「Aの監視係をやってはもらえないだろうか。」
清「!?」
秀「Aは、何も記憶していない。術式も、この世の中のこともだ。・・・だから、君がAに色々なことを教えてやってくれないか?」
清「・・・分かりました。全力で務めさせてもらいます。」
秀「ありがとう。宜しく頼む。」
清「はい。」
バシュッ!!←自動ドアが締まる音
清「ってことで宜しくね、白煉Aくん!」
あ「・・・。」
清「(名前言ってなかった・・・。)私の名前は清水蒼。」
あ「・・・宜しく。」
清「!? よ、宜しくね。」
あ「・・・。」
清「(憎たらしいわね・・・。)」
あ「今、憎たらしいって思ったでしょ・・・。」
清「!?」
あ「虹彩の動きで分かった。それに、あんたは、緊張すると耳たぶをいじる・・・。」
清「・・・全てお見通しって訳ね。」
あ「・・・・・・。」
清「貴方の部屋に案内するわ。・・・と、その前に。」
あ「?」
清「これを片方の手首につけて。」
スッ
清「これは、GPSを搭載した装置よ。あなたのお兄さんに聞いたけど、あなたのパワーは人間の比じゃないわ。だから、万が一脱走した時はこの装置が足がかりになるわ。」
あ「・・・。」
清「外そうとしても無駄よ。その装置の素材は頑丈だから。あと、ここは脱出不可能よ。」
あ「!?」
清「館内全てが、対国属軍用にできているから。・・・私たちの敵は政府なの。」
あ「(国属軍・・・?政府・・・?)」
清「言い過ぎたわ。まぁ、貴方は永久にここの館内から出られないってわけ。さぁ、行くわよ。付いて来て。」
清水は早歩きで僕の前に出た。
何もかも分からないけど、今はこいつに付いて行った方がいいかもしれない・・・。
僕は小走りで清水のあとを追った。
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設定
名前:清水蒼 シミズアオイ
年:24歳
性別:女
好きなこと:秀にコーヒーを注ぐこと、秀とおしゃべりすること
将来の夢:秀を振り向かせる
画像
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サクサク(プロフ) - 私より上手いからいいんですよ!もっと自信をもちなされ。 (2014年3月8日 22時) (レス) id: 0ebb0c726e (このIDを非表示/違反報告)
ranoru(ラノ)(プロフ) - サクサクさん» ありがとうございます! 『ウマッ』って…僕よりうまい人はたくさんいますよ (2014年3月8日 18時) (レス) id: 7094c723ef (このIDを非表示/違反報告)
サクサク(プロフ) - 貼りましたぉー。 (2014年3月8日 18時) (レス) id: c4801f3c30 (このIDを非表示/違反報告)
ranoru(ラノ)(プロフ) - ↓↓↓↓みたいな? (2014年3月8日 16時) (レス) id: 7094c723ef (このIDを非表示/違反報告)
ranoru(ラノ)(プロフ) - サクサクさん» 載せちゃっていいですよ!! そのために描いたので (2014年3月8日 16時) (レス) id: 7094c723ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サクサク | 作者ホームページ:
作成日時:2014年3月3日 22時