No.01 ページ3
西暦2106年 1月1日 日本 ある研究所
秀「・・・?A?」
誰かに呼ばれたような気がした。
若い男の声と周りに大勢の人の声が聞こえる。
研1「脳波、反応しました!」
研2「全てのプログラム、正常です。」
?「よし、最終安全装置を解除しろ。」
研1「最終安全装置解除。・・・18%、89%・・・、100%。最終安全装置解除しました!」
ガチャン!!!!
僕の脳内が一瞬、シャットアウトし、再び意識が戻った。
僕は目をゆっくり開けた。
目の前があらわになる。
?「A!!!!」
若い男が歓喜な顔で、Aと言い、僕を力強く抱きしめた。
僕は、男の肩から辺りを見回した。
大きな機械がずらりと並んでいる。
・・・手足が動かせない。
ベッドに繋がれている。
研1「ついにやりましたね、白煉教授!!」
研2「7年、長かったですね。おめでとうございます!」
?「ああ、ありがとう皆。君たちもよくここまで付いて来てくれた。礼を言う。」
白煉・・・?
あの男は白煉と言うのか・・・?
・・・僕は?
僕の名前は・・・?
僕は何なんだ・・・?
この男たちは僕に一体何をしたんだ?
分からない・・・、分からない。
この前まであった記憶が思い出せない。
・・・いや、その記憶がこの前まであったかすら思い出せない。
僕は一体全体誰なんだ・・・?
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サクサク(プロフ) - 私より上手いからいいんですよ!もっと自信をもちなされ。 (2014年3月8日 22時) (レス) id: 0ebb0c726e (このIDを非表示/違反報告)
ranoru(ラノ)(プロフ) - サクサクさん» ありがとうございます! 『ウマッ』って…僕よりうまい人はたくさんいますよ (2014年3月8日 18時) (レス) id: 7094c723ef (このIDを非表示/違反報告)
サクサク(プロフ) - 貼りましたぉー。 (2014年3月8日 18時) (レス) id: c4801f3c30 (このIDを非表示/違反報告)
ranoru(ラノ)(プロフ) - ↓↓↓↓みたいな? (2014年3月8日 16時) (レス) id: 7094c723ef (このIDを非表示/違反報告)
ranoru(ラノ)(プロフ) - サクサクさん» 載せちゃっていいですよ!! そのために描いたので (2014年3月8日 16時) (レス) id: 7094c723ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サクサク | 作者ホームページ:
作成日時:2014年3月3日 22時