【弱虫ペダル】今泉の妹は天才ロードレーサー

４１レース ページ46

ー引き続き小野田sideー



何なんだ、この光景は＿＿＿＿＿＿＿＿。




３人ともぐったりとした顔で地べたに倒れている。




あ「あ・・・、小野くん・・・。」

小「Aさん！！大丈夫ですか！？」

あ「いや〜、さすがに男子相手は辛かったよ。・・・けど、獲ったよ




　一番。」

小「(Aさんが一番！！)」




今「はぁっ、はぁっ・・・。」

鳴「ふぅ・・・、はぁ、はぁ・・・。」


これが全力・・・、全力の闘い。




自分から声もかけられない。



ボクの今までの走りなんて、






全然全力じゃない！！


巻「熱くなったかあー？そういう顔してるっショ。同じ歳なのにこの差は何だ・・・ってどうしようもない顔してるっショ。」

小「巻島・・・さん・・・。」



巻「分かるぜぇ〜、オレもクライマーだからな。
　乗れっショ、今は。今のお前には練習量も経験値も圧倒的に足りねぇ。とにかく回すっショ。


　＿＿＿自転車は回した分だけ強くなれる。」

小「！！」

巻「今日はゆっくり休め。練習はそれからっショ。」

小「はいっ！！」








こうして、１年生レースが幕を閉じた。





僕は成り行きで自転車競技部に入ったけど、






＿＿上手くやっていけるのだろうか・・・？

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