34レース ページ39
川「え、もう始めるんですか!!?今日だとは聞いてたけどこんなすぐだなんて・・・。」
杉「ちょ・・・ちょっと待ってください!!ボクたちいきなりなんですけど!?彼・・・この彼なんか超初心者ですよ!?な、小野田!?」
小「え・・・え?何?」
杉「ホラ、彼も混乱してます。それとも・・・あ、そうか!そういうことですね。・・・ウェルカム・・・なるほど分かりましたよ!つまりこのレース・・・、
1年生の親睦を深めるためのファンライド。楽しく仲良く走るってヤツですね!!」
あ「・・・。」
金「まぁ、親睦は深まるだろうな。何せこのコースは市街地から峰ヶ山を越えて風上トンネルを抜けて、最後に亀石ダムを周回する全行程60kmのコースだ。」
杉「ろく・・・ええっ峰ヶ山!!?60kmぉ・・・!!?」
川「峰ヶ山ってあの難所でしょ!?コースは初めて聞いた。」
桜「ていうか、60kmって・・・、車で行っても1時間以上かかるよ!?」
杉「ヤバ・・・。
おお、小野田かわいそうに。放心状態だよ!ムリもない。そうムリもない。経験者のボクでもびびっちゃうコースだ。キミには荷が重すぎる!!」
あ「ヒビってんの?お前、経験者なんだろ?甘ったれるな。小野田なら大丈夫、ね?」
小「(なんでだろう。初め、レースって聞いたときはびっくりしたけど、今はワクワクしてる。今泉くんや鳴子くん、Aさんと・・・もう一度走れるんだ!!)」
川「ヤバい、慌てなきゃ準備の時間がない!!着替えてえーと・・・。」
杉「コルナゴちゃんとってこなきゃ、駐輪場からボクのコルナゴちゃんを!!」
小「あの・・・、今泉くん。」
今「・・・小野田、大丈夫かレース。」
小「あ・・・はい!!」
今「(・・・強がりじゃなさそうだな。そうだな、こいつにとっては60kmという距離は驚くほどの数字じゃない。アキバまでは往復90kmもあるのだからな。)」
小「あの昨日、昨日の練習で走ってるのを見て、ボク・・・今泉くんを、あの坂を・・・追いかけたいと思ったんです。それが、あの・・・昨日の今日でいきなりあの・・・、実現できて嬉しいです!!」
今「(フ、嬉しい・・・か。確かにな、嬉しいもんだレースの前は。誰だってワクワクするものだ。)」
鳴「うおおおおおっ、ナイスッナイスやで部長!!いきなりレース!!熱ッ燃え燃えやわ!!カーッ、ワイめっちゃいい日に入部したったわ!!」
金「・・・主将だ。」
文字数がヤバいので次→
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ふゆゆ - 今泉君が好きです!可愛いと思います♪ (2017年3月21日 0時) (レス) id: 6cd227c30d (このIDを非表示/違反報告)
サクサク(プロフ) - は、はいっ!!頑張ります!! (2014年5月7日 22時) (レス) id: c4801f3c30 (このIDを非表示/違反報告)
白石暦(プロフ) - 続編おめでと!これからも頑張って! (2014年5月7日 21時) (レス) id: 7a4d586948 (このIDを非表示/違反報告)
サクサク(プロフ) - ありがとうッ!!頑張りますぜ! (2014年4月6日 17時) (レス) id: 0ebb0c726e (このIDを非表示/違反報告)
くろねこるん - 凄く面白いです!更新頑張って下さい! (2014年4月6日 16時) (レス) id: 1e248a6c2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サクサク | 作者ホームページ:
作成日時:2014年1月29日 23時