【弱虫ペダル】今泉の妹は天才ロードレーサー (ページ27)

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２２レースページ27

寒「遅くなっちゃってごめんね。」

今「ああ・・・！？A！？」

あ「よっ・・・。」

今「俺を迎えnあ「違うよ。」

今「Σ(ﾟдﾟlll)」

あ「あんな奴ほっとこ、寒咲さん。」

寒「あはははは・・・。」

あ「で、昨日のレースのことって？」

寒「小野田くんのことよ。」

あ「まぁ、確かに凄いと思いました。けど、あいつ、アニ研に入るんだろ？ロードレースとは縁遠いと思います。」

寒「そうよねー。でも、絶対向いてると思うんだけどなー。」

あ「うん。」

寒「だから、第二のギアをつけてみたんだ！！」

あ「！！？」

今「フロントディレーラーか？」

寒「そ。これで平坦道が楽になるわ。」

あ「ロードレースの道に進ませたい気、プンプンですね。」

寒「てへ♡」

今「まぁ、この間の激坂は登っていたが、平坦道はどうかな。」

あ「登りとは違って平坦道は、

あ・今「壁がある。」

あ「(かぶったー(泣))」

今「その壁を１人で攻略できるかどうか・・・。(まぁ、１人じゃムリだろうな。)」

寒「・・・風かー。」

今「今日もトレーニングで走ったが海沿いの風はキツかったからな。」

寒「アキバ・・・行ってるのかな、小野田くん。」

今「誰だってあるだろ。サイクリングに出かけて、行きはすげースピード出て調子いいと思ったら実は追い風だっただけで帰りは押して帰ったなんて思い出。」

あ「トレーニングしてればまぁ、問題ないけどあのメガネくんは全くの初心者。」

寒「じゃあ、２人いれば？」

今「・・・はは、もう１人いればな。」

あ「でも、この前のレースで、「僕、友達いないから。」って言ってましたよ。」

寒「うーん・・・、そっか・・・。」

あ「友達か・・・。」

寒「ところで、Aちゃんは友達できた？」

あ「・・・作らないって決めてるんで。あの事故以来から。」

寒「そう・・・。」

今「・・・・・・。」

あ「俊輔、帰ろう。明日の買い出しに行かないと。」

今「この自転車でか？」

あ「リュックにいれればなんとかなるよ。」

今「そうか。」

あ「さよなら、寒咲さん。」

寒「さよなら。」

今「・・・。」

寒「Aちゃんのサポート、宜しくね。」

今「あ、ああ・・・。」

あ「馬鹿兄、早くー！！」

今「今、行く。じゃあな。」

寒「うん、じゃあね。」

寒「(Aちゃんは自分に厳しいのね・・・。もう少し甘えてもいいんじゃないかしら・・・。)」