【弱虫ペダル】今泉の妹は天才ロードレーサー

１８レース ページ23

小「あ・・・皆さん・・・すいません、抜かされました・・・・・・。一瞬でした・・・。」

フ「まっ、そうだろうね。経験者だもんね。」

フ２「あっけなく終わっちゃったねー、レース。」

運「青春だね〜。」


皆が口々に言う。


少し可哀想に思えた。


・・・けど、勝負の世界は甘くない。



でも、何だろう。


メガネくんに興味が出てきた・・・。

小「すいません・・・、一生懸命こいだんですけど・・・寒「降りて。早く降りて。」


あ「・・・！？」

寒「ダメ、一生懸命こいだってムダよ。」

小「・・・・・・ダメ・・・ですよね。」



寒「急がないと追いつけないわ。」

小・あ「え！？」

寒「気になってたのよ、小野田くんのポジション。」


あ「寒咲さん、サドルを上げてどうする気ですk・・・！！」

寒「そう、サドルにはその人に会った適切な高さがあるの！乗ってみて！」



ブラーン・・・。


小「足つかないんですけど！？」

寒「よし、それが一番力のはいる高さよ。」


小「でも・・・、今更・・・あ「行ける。」


小「・・・！？」

あ「俊輔は待ってる・・・。君が来るのを。」

小「今泉くんが・・・！？」

あ「馬鹿兄はきっと君のペダリングを見てみたいんだと思う。だって、ママチャリだよ！？凄いと思わない？」

小「(馬鹿兄・・・？)」

あ「自分も君のペダリングに興味がある。





・・・まだ勝負は終わってない。」

小「・・・はい。・・・ところで、」

あ「？」

小「貴方は・・・？」

あ「ああー、名前言ってなかったね(汗)自分の名前は今泉A。」

小「今泉！？」

あ「そう、俊輔の双子の妹。さあ、早くこいで！馬鹿兄が待ちくたびれてる。」

小「はい！！(そうだ・・・、まだレースは終わってない！！)」



グッ！！！！



寒「さっきよりもスピードが格段に出たわ！」




あ「追いましょう。早く追いつかないと、ゴールを見逃してしまいますから・・・。」

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