【弱虫ペダル】今泉の妹は天才ロードレーサー

１１レース ページ16

ｶﾞﾁｬﾝ!!←ギアの音


さすが、強豪校の激坂。


そう簡単には前へ行かせてくれないか・・・。



バスのエンジンも凄い音をあげて激坂を登っている。




あ「バスなんかに負けねぇーよ・・・。」



自分は思いっきりペダルに力を込めた。



・・・楽しい。


楽しい!!


ペダルを回したぶんだけ前に進む。



自分と一体化しているみたいだ。




早く達成感を味わいたい！


そのために今、この激坂を登っているんだから。




けど、前に誰も何もいてはいけない。


達成感は一番になったからこそさらに感じるものだ。




今の敵はバス。



絶対抜かす・・・。









自分はギアをもう二枚上げ、




立った。




体が左右に振れるたび、スピードが上がる。



あと少し・・・、あと少し!!






ｸﾞｯ!!!!!!


　



・・・抜かした。


抜かした!!





バスに乗っている生徒は驚愕の表情でこちらを見ていた。


まさか、自転車がバスを抜かすとは誰も思っていなかっただろう。





あ「(あとは門までペースを保つだけ・・・。)」




ｼｬｰｯ!!!!



あ「!?」




一瞬だった。



後ろからタイヤの音が聞こえると思ったら、・・・いつの間に自分の横に並んだのだ!!



今「やっと追いついた。」


あ「馬鹿兄!?」



まさか、馬鹿兄だったとは・・・。







これは抜かさなきゃいかんな。

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こんにちは、サクサクです。


寝る前に少しだけ更新しました！




テスト勉強嫌だー!!!!



死ぬ・・・・・・。

Ｂy サクサク

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