※年下の恋人と…？ (yb × hk)

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薮 『あぁーもう。……離れて？ひかる、俺、そろそろ我慢できないから。』


”俺盛りたい放題の18歳なんだからね？”なんてぶつくさ言いながらするっと離れる体。



俺に背を向けるようにしてベッドに腰をかける背中から目が離せない。



あくまで理性を保とうと、約束を守ろうとしてくれる素直な恋人の姿に胸がぐらついて。


気づいたら服の裾を掴んでいた。




光 『……あの…もうちょっとだけ、……。』



”…は？”とこっちの方を見てくる相手に、



光 『……もうちょっと、…もうちょっとだけ、ひっついて、……たい…。』



自分の言葉にびっくりだけど、これは多分キスの余韻でおかしくなったせい。



相手がなんにも言わないし動かないから、

突然恥ずかしくなって、背を向けるように寝返りをうとうと思ったら、



裾をつまんでた手を掴まれて一言。



薮 『…誘ったの、ひかるだからね？』



自分からふっかけたつもりはないけどそう捉えられても仕方ない。

それは同じ性を持つ者として理解できるんだけど…



思春期真っ只中の恋人に見つめられる目のギラつきは、それはもう異常で。



光 『ごめん、あの、やっぱりさっきのなし』


薮 『そんなの無理。』




そんな相手の返事は予想と同じで、いとも簡単に俺の上に跨って見下ろしてくる年下の恋人に、


薮 『どーされたい？……ひかる…、せんせ？』


光 『……こんな時に、せんせいって、言うなっばか……っ』



5つ年上だとしても…やっぱり今日も敵わない。






end.

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