全力の愛のかたち(yb × hk)

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鍵を開けて部屋に入り、寝室のベットまで辿り着いてひかるを背負ったまま腰をかけた。




そうするとあれだけきゅっとかたく回されていた

細い両腕もすぐ離れてベットに寝っ転がるひかる。




愛しい人の体温が直に感じなくなった背中に名残惜しさを覚えつつ振り向くと、



今にも眠り出しそうなひかるがうっすら目を開けて、




光 『やぶもこっち。』



そう言いながらベットの半分開いたスペースを手でトントンしながら見つめてくる。




薮 『どうしたのひかさん(笑)

今日はえらく甘えたさんだね？』



光 『いいから早くぅ………。やぶ、おいで？』




そう言われると横に行かない理由なんてなくて。


ひかるのすぐ横に一緒に寝転んだ。




相変わらずトロンとした目で俺を微笑みながら見つめてくるひかるが堪らなく愛しくて。




おでこに触れるだけのキスをした。

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