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庭は広い方で裏にも庭がある。その庭には池や少し小さめだが枝垂れ桜もある。冬には裏の庭に埋めている椿の花が赤く色付いて白い背景には赤がよく映える。
『今年も大変そうだな.......』
こんな広い庭は毎年の夏、おじいちゃんとおばあちゃん。そしてウチが庭の手入れをしていたがおばあちゃんが他界に行った為、毎年2人でやっている。
目立つ所は綺麗にされているが木の裏や、目立たない場所は雑草だらけだ。
「にぁーー」
『ん、どうしたの？』
スコッチと散歩をし、今は縁側に座りじっと庭を眺めていた
スコッチが一点を見つめていた為、何かと思いその視線の先を見ると祖母の遺影だった。
『あぁ、皆にはまだ紹介してなかったね』
スコッチに抱っこして遺影の近くまで歩く、着いたら遺影の側には座布団が1枚ありそこにウチは座り。膝の上にスコッチを乗せた。
『おばあちゃん、こんな時間にごめんね。実は紹介したい子が居るんだ、ウチの新しい家族』
そう言って、スコッチの頭を撫でる
『後、7匹いるけど皆とてもいい子なんだ....それにウチも元気だから安心して。遅くにごめんね、それじゃ、お休み』
挨拶をした後、チーンと小さくお鈴を鳴らし合掌をする。終わったら直ぐに座布団から立ち上がり縁側に座った。
『スコッチ、あの人はウチのおばあちゃんで毎年夏になると此処に遊びに来てたんだ』
スコッチを撫でながら、静かな声で話し続ける。
『おばあちゃんは、とても優しくて、料理も上手で植物にも詳しくて良く花を生けてたんだ』
『ウチはそんなおばあちゃんの事が大好きだった。世に言うおばあちゃん子って言う奴かな』
『10歳になった年の夏、うちは、山の近くで遊んでたんだ。うちは転んで怪我をして、おばあちゃんが怪我の手当をしようと二階の部屋に向かったんだ。その時ウチはこの縁側に座って待ってたんだ........』
『そしたら２階から音がして、気になったから階段を上がりおばあちゃんを探したんだ。それで見つけることは出来た、けど...............』
『おばあちゃんは首を吊って無くなってたよ』
『それを見た後、ウチは気絶してて目が覚めた時には病室のベットの上にいた』
『ウチが起きたら両親は泣き出してビックリしたなー、その後警察の人が事情聴取の時におばあちゃんの事を聞いたけど自 殺になってた。』
『それを聞いた時、これは違うって思ったんだ。』
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アオ7(プロフ) - リュウビさん» ありがとうございます！！！そう言って頂いて大変嬉しく思います！！これからもよろしくお願いします(^^) (2020年11月25日 20時) (
レス) id: 5a962ee768 (このIDを非表示/違反報告)
リュウビ - こういう作品今回初めて見たんですけどとても面白いです！ハマりました！更新頑張って下さい！ (2020年11月23日 22時) (レス) id: 451ccf307a (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^ - ^ (2020年10月9日 9時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - 猫のライもカッコ良かったです！早く赤井秀一さんライの人間姿楽しみにしております。これからも小説頑張って下さい。応援しております。 (2020年10月8日 18時) (レス) id: 134760d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - いえいえ(^◇^;)こちらこそすみませんm(__)m嫌いなキャラが出てるからってこの様なコメントを送ってしまい(ﾟoﾟ;; (2020年10月6日 23時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ7 | 作成日時：2020年8月29日 8時
