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【鬼】 ページ3
「日が暮れる前に私に勝ったら…ここから帰してあげる」
「……分かった」
結局、僕ら７人は神隠しの女の子と「鬼さんが転んだ」をする事になった。
「じゃぁ…いくよ。鬼〜さんが〜転んだ！」
「…！」
女の子は、首だけを一回転させ僕らを見た。彼女はニヤリと不気味に笑うと、また首を戻して開始した。
「鬼〜さんが〜……転んだ！」
「………」
「鬼〜さんが〜…………転んだ！」
「きゃぁ！」
みかちゃんが転んでしまった。それを見た女の子は不気味に笑うとみかちゃんを指差して言った。
「みっちゃん…動いた！！」
急に視界が暗くなり、そこで僕は意識が途切れた。
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作者名：神代 千夜 | 作成日時：2018年11月7日 16時
