蝶の片割れ【ハイキュー】【鬼滅の刃】

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胡蝶Aガ上弦ノ弐ト遭遇!!今スグ応援二向カエ!!!






その言葉を聞いた瞬間に血の気が引いた






まだ柱でもないAが上弦、しかも弐と戦っているなんて







上弦の弐って、前世で胡蝶さんを殺した鬼じゃなかったっけ







胡蝶さんが藤の花の毒を体中に巡らせ鬼に食われることで弱らせて、継子が頸斬ったとか







・・・まさかA、同じこと考えてないよね






早くそっちに行かなきゃいけないのにまるで行かせないとでも言うように次々と湧いて出る鬼に腹が立つ






「しつこいなあ、」






斬っても斬ってもキリがない






こんなとこで足止めくらってる場合じゃないんだけど






周囲の鬼の頸を一気に落として、走った






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「っA!!!!!!!」






鴉の案内で体育館に着くと、中には血だらけで倒れているAと呻き声をあげて蹲る鬼






鬼に警戒しつつAに駆け寄り、息を確認する






「よかった、生きてる・・・」






『む、いちろ、くん、』






「A！大丈夫、すぐ隠が来てくれるから、それまで耐えて！」






浅い呼吸を繰り返しながら喋ろうと口を動かすA






「喋らなくていいから、呼吸使って早く止血して」






隊服を破り肩に巻きつけて縛る






『くび、切ってな、です、まだっ・・・！』






そうAが言った瞬間に後ろから殺気を感じて咄嗟に頭を下げる






「っあれ、避けられちゃった、」






「・・・まだ生きてたんだ、みっともないから早く死んだほうがいいよ」






俺の頭に扇を振りかざしてきた鬼は既にフラフラで、立っているのがやっとのように見える







「顔色悪いね。目玉も片方落ちてるけど・・・お前本当に上弦？」






にしては滑稽な姿だね、と馬鹿にして立ち上がる






「安心しなよ、すぐに頸斬ってあげるから」







刀を抜くと鬼が扇を振った







血鬼術 霧氷・睡蓮菩薩






「！」







巨大な氷の仏像が現れ、息を吹きかけられる







皮膚の表面が少しだけ凍り、冷気をまといながらパキパキと音を立てた







＿＿＿＿＿＿にしても、







「技の精度が荒いね。」

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